山形出身店主が作る心温まる中華そば♪三宮駅直結『中華蕎麦 神山』がオープン! 神戸市
JR三ノ宮直結高架下に5月17日新たなラーメン屋さんがオープンしました♪その名も『中華蕎麦 神山(しんざん)』。JR三ノ宮駅西口・阪急神戸三宮駅すぐ、高架下の三宮センイ商店街沿いにあります。雨の日でも濡れることなくアクセスできる立地も魅力的で、通勤や買い物帰りにも立ち寄りやすい場所です。
同店の店主は山形県出身。20歳で地元を離れ、神戸の地にやってきてからは「いつかこの街で、自分のラーメン店を開きたい」と心に決めていたんだそう。それから東京、大阪、兵庫と各地のラーメン店で修業を重ね、技術と経験を磨き、ついに念願の店を神戸・三宮に構えることになりました。
『中華蕎麦 神山』という店名には、神戸と山形の二つの街を繋ぐ架け橋へとという意味を込めて、神戸の「神」と、山形の「山」を一文字ずつ取り、名づけられています。
一歩足を踏み入れると、そこにはラーメン店のイメージを良い意味で裏切る、落ち着いた空間が広がっています。高架下の商店街という立地から、カウンターのみのコンパクトな造りを想像していたが、テーブル席もあり実際にはゆとりのある店内設計に驚かされました。
内装はナチュラルな色合いでまとめられており、落ち着いた和モダンな雰囲気。ラーメン屋というより、どこか料亭のような上品さも感じさせます。優しい灯りを放つ和風ランプなど細かな部分までこだわりを感じられます。
そしてなんと厨房の奥には、”製麺室”まで完備!ラーメンの麺だけでなく、ワンタンの皮も手作りされているんだそう。一般的には既製品を使うことが多い中、皮から手がけるというのは、まさに職人仕事です。
メニューのラインナップは、「特製醤油そば」と「特製塩そば」に、「つけ麺」も用意されています。今回は「特製醤油そば」を注文することに。カウンター席からはラーメンが完成するまでの様子が見れてワクワクします♪
待つこと数分、透き通った綺麗なスープの醤油ラーメンが運ばれてきました!思わず見惚れてしまうほどの美しさ。チャーシュー・自家製ワンタン・ネギ・とろりと半熟の味玉・海苔・メンマとトッピングもたっぷりです!
レンゲの底が見えるほどに澄んだ琥珀色のスープは、煮干しや焼きあごなど、選び抜かれた魚介の旨味が凝縮された一杯。まずはひと口スープを飲んでみます。口いっぱいに広がるのは、角のないやさしい醤油の香りと、じんわりと染み渡る出汁の奥行きある味わい。
同店のラーメンの大きな特徴のひとつが、自家製の「手もみ麺」。厨房の奥には製麺室が設けられており、毎朝ここで麺が打たれます。ストレート状で打った麺を手作業でもみ込むことで、不規則な縮れが生まれ、スープとの絡みが絶妙になるんだそう。食感はモチモチとしながらも、どこか優しく、すすったときののど越しが良い。機械には出せない「不揃いさ」が、逆に食べる楽しみを増してくれます!
また、同店のラーメンに欠かせないのが「自家製ワンタン」です♪
一般的にラーメン店で提供されるワンタンは、既製品の皮を使ったものが多い中、こちらでは皮からすべて手作り!極限まで薄くのばされ、茹でるとその皮は、舌の上でとろけるような食感に仕上がります。ひとくち頬張れば、まず感じるのは、ふわりと立ち上る生姜の香り。そして、たっぷり詰め込まれた餡の旨味が、じゅわっと口いっぱいに広がっていき何個でも食べられちゃう美味しさと満足感!
卓上には白コショウなど味変調味料が用意されているのも嬉しいポイント。最初はそのまま、途中から味変で白コショウをひと振り。そんな風に、食べ進めながら自分だけのバランスを見つけるのも、楽しみ方のひとつです。
気づけば、器の底が見えるほどにすべてを飲み干していました。ただ「美味しかった」だけでは言い尽くせない、心まで満たされる一杯です。
ラーメン以外にも、こちらの 「特製つけそば」も同店おすすめメニュー!ぜひいろんな味を楽しんでみてくださいね。
ちなみにこちらは山形の人気ご当地キャラクター「桃色ウサヒ」♪オープン初日の週末には、オープンをお祝いしに店頭に登場したんだそう!
忙しない日常の中で、ふと足を止め、『中華蕎麦神山』で丁寧に作られたラーメンをじっくり味わってみませんか?
場所
中華蕎麦 神山
(神戸市中央区北長狭通1-30-2)
営業時間
11:00〜15:00
18:00〜21:00
定休日
火曜日