静けさに包まれて 祇園の京町家でいただく抹茶とすずやかなわらび餅『お茶と晴ル』
古都の風情に包まれて、涼やかな味に出会う。祇園散歩の途中に訪れたい町家カフェ『お茶と晴ル』へ。
暑さにひと息、祇園の静かな路地裏
祇園の賑わいから少し外れた細い路地の先。
のれんをくぐれば、町家の静けさとお香のかおりに包まれる、小さな甘味処が待っています。
暑さと歩き疲れた体をやさしく癒やしてくれる和スイーツ。わらび餅や冷やしぜんざいなどほっとひと息つけるメニュー。
暖簾をそっとくぐり、玄関で靴を脱ぎ、畳の香りに迎えられます。
もとは会員制のお茶屋として使われていた趣ある建物の二階が、今は静かな甘味カフェに。
かつての気配を残しつつ、誰でもふらりと立ち寄れる、そんな場所です♡
風が通り抜ける町家で、ひんやり甘いひとときを
お店イチオシのアイス抹茶ラテとわらび餅をお願いしました。
町家でわらび餅と抹茶ラテ、夏を静かに彩る京都らしい和スイーツセット♫
ぷるんとした口あたりと、喉越しのなめらかさ。
運ばれているときもプルプル感がかわいい。笑
ひんやりと冷やされたわらび餅は、箸で持ち上げるとふるふると揺れて、見た目にも涼やか。京の夏に欠かせない、上品な甘味です。
ぷるぷるのわらび餅に黒蜜をとろり♡
味に奥行きが加わり、ひんやりと涼感が増します♪
まろやかなミルクの中に、上質な抹茶の香りがふわりと広がる一杯。
ほろ苦さとやさしい甘さがほどよく溶け合い、冷たくてもしっかりと抹茶の深みを感じられます。夏の午後にぴったりの、涼やかな一服。
そしてもうひと品、冷やしぜんざいのやさしい甘さが、夏の熱をすっと和らげるよう。
白玉はひと粒ひと粒がもっちりとして、やわらかな甘味に心までほどけます。
すっきりとした甘さが特徴。夏でも重くならないのがうれしいところ♡
真夏の京都。じりじりと照りつける陽射しの下でも、町家でいただく、涼やかな和スイーツが、心と体をクールダウンさせてくれました。
祇園散策の合間に、ぜひ立ち寄ってみてください。
アクセス情報
■店名 お茶と晴ル
■住所 京都市東山区祇園町南側570−125
■営業時間 12:30〜17:00
■定休日 水曜日
https://www.instagram.com/halu.kyoto0330/