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「お金」を学ぶ絶好のチャンス!? 子どものお祝い金&お年玉、貯金してますか?

たまひよONLINE

●写真はイメージです 写真提供/ピクスタ
●写真はイメージです 写真提供/ピクスタ


●5月2日は「郵便貯金の日(郵便貯金創業記念日)」

1875年(明治8年)5月2日、“日本近代郵便の父”として知られる前島 密(まえじま ひそか)が、イギリスの郵便貯金制度を参考にして、東京府下と横浜の計19郵便局で郵便貯金事業を開始させたことから、5月2日は「郵便貯金の日」となりました。
郵便貯金が開始された当初、飛脚に代わる郵便と送金の需要は高かったけれど、当時の国民には貯金という概念がなかったため郵便貯金はなかなか集まらなかったそうです。
今では、全国の郵便局が小口貯蓄の受け皿となって、日本郵便の貯金額は膨大な額になっています。

親子で話し合いたいお金の使い方


貯金と聞いて気になるのが、子どもがもらったお年玉や入学などのお祝い金の使い道。
子どもに不相応な額を渡すわけにもいかないので「貯金しておくね」のケースが多いのではないでしょうか?
みなさんは、子どものお金どうしていますか?口コミサイト『ウィメンズパーク』のママに聞いてみました。

「全額貯金していました。『将来大きくなって車を買いたいときなどに使えるよう、今から貯めておくんだよ。その方が自分が助かるから』と説明していました。成人して車の頭金として『やっと使えた~』と、お年玉貯金を使っていました」

「お年玉やお祝い金は『将来行きたい学校に行くときのお金』と言っています。実際は学資保険でなんとかなるんですが、子どもに無駄な使われ方をしたら、あげた方も嬉しくはないと思うので」

「小学生の息子に『いっぱいお金を貯めておいたら、高くても欲しい物が買えるようになるんだよ』と言って全額貯金です。『それなら頑張って貯金をしておくよ』と、納得しています」

全額貯金派が大多数ですが、その際、子どもが納得する説明をすることは大切なようです。
なかには、

「高学年の娘に、お年玉は大人になったときのために貯めようと話していますが『大人になったら給料があるからお金あるよね』と、反論。言葉に詰まってしまいました」

子どもの年齢が上がると、欲しい物も多くなり、自分がもらったお年玉を使わず貯金することに疑問を持つ子も。

「低学年になるとお年玉の行方が気になるようで、少しは使いたい様子。3000円だけ自由に使っていいよと渡し、あとは貯金です。すると娘はいつ何に使うか計画書を作成してました」

「夫は、子どもがもらったお年玉は、本人に持たせてお金の使い方を勉強させたいという考えです。でも私は反対。夫の意思を少し尊重して、ジャンケンして勝ったら一部を渡すことにしました。結果は息子の負け…」

「子どもには、欲しい物が出来たときのために預かっておくよと言って納得させています。先日、貯めたお金で欲しかったものを買うことができて嬉しそうでした。ちなみに欲しい物は駄菓子屋のチョコでした」

「『お年玉は自分で使いたい!』と言われましたが、一部だけ渡して、あとは貯金です。貰ったお金をすぐに全部使わない練習をさせる意味で」

子どもにお金を持たせるのは不安な面もありますが、全額貯金ではなく、少し渡してお金の使い方を学ぶ機会を作るのは良い方法ですね。

「中学生の息子です。お金の管理は親ですが、入金や記帳は子どもにやらせています。お金を預けると利子があること、そこそこ貯まったら定期預金や株主優待とか資産運用することができることを教えています」

「5年生の息子と一緒に郵便局に行って記帳させると、たった50円の利子でも預けておけば『タダでアイスが買えるのか!』と、使わずに貯めることに喜びを見出しているようです」

なるほど、通帳を記帳させるのって、貯めるモチベーションになりますね。
お年玉やお祝い金をもらったら、お金の正しい使い方を親子で話し合える絶好のチャンスかもしれません。
(文・井上裕紀子)

■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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