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日産横浜工場京急電鉄 乗り物の世界を満喫 コラボイベント第2弾

タウンニュース

GT-Rエンジンの説明を聞く参加者

日産自動車株式会社横浜工場=宝町=は8月22日と23日、京浜急行電鉄株式会社=西区=とのコラボ企画「横浜で乗り物探検!」を開催した。

県内の企業博物館同士の情報交換を目的とした「神奈川県企業博物館連絡会」での交流がきっかけ。乗り物に携わる両者でのコラボは昨年末に初開催され、今回が2回目の開催となった。

エンジン工場見学

22日のコラボツアーの前半は、日産横浜工場でエンジンミュージアムと工場見学を行った。昨年90周年を迎えた日産の発祥の地でもある同工場。当時の階段もそのまま残るミュージアムでは、歴代の日産自動車のエンジンの展示などを見学し、”技術の日産”の歴史を学んだ。工場では、最新の技術を間近で体感。ガイドの話を聞きながら、ロボットと人が協力してエンジンを組み立てる様子に見入った。さらに特別見学となった今回は、普段は見ることができない日産の名車GT-Rの製造工程も見学。世界で6人だけが名乗ることのできる”匠”と呼ばれる職人が、1つ1つエンジンを組み上げることを知ると、参加者からは驚きの声が上がった。

参加した児童は、「ロボットは重い部品も軽く持ち上げていてすごかった。建物内の気温を管理しているのも驚いた」と振り返った。

マイ車両づくり

後半は京急ミュージアムに移動。同社のキャラクター「けいきゅん」が参加者を出迎えた。ここでは、プラレール作りに挑戦。子どもたちは専用キットを使って、本物の京急車両をベースにしたプラレールに、イラストのシールや手描きのデザインを加えて自分だけの車両を作り上げた。会場内には大きなレールも用意され、子どもたちはさっそく自らの車両を走らせていた。

京急イエローハッピートレインを作った児童は、「本物そっくりにしようとこだわった。上手にできて嬉しい」と笑顔を見せた。娘と参加した母親は、「車好きの友人に誘われて。とても充実していて、子どもたちも本当に楽しそうだった」と夏休みの特別な思い出となった。

自作のプラレールを走らせる子ども

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