犯罪被害と向き合うには 11月28日、市民講演会
スマートフォン利用の低年齢化の影響もあり、子どもが犯罪に巻き込まれるケースが増えている。警察庁の発表では、2023年にSNSがきっかけで犯罪被害に遭った小学生は139人で過去最多となった。
横浜市は11月28日(木)、子どもが犯罪被害に遭った際、子どもやきょうだい児にどのようなサポートができるかをテーマに市民講演会を開催する。会場は横浜市南公会堂(南区総合庁舎内)
講演会は3部構成。1部では「子どもが犯罪被害にあうということ」をテーマに上村遼太さんの母が講演する。上村さんは2015年に、当時中学1年生だった遼太さんを少年3人による暴行で亡くしている。上村さんは、被害のショックを抱えながらきょうだい児へのケアに悩み、マスコミ報道による二次被害なども経験している。
第2部は「犯罪被害にあった子どもやきょうだい児を守っていくためにできること」をテーマにパネルディスカッション。弁護士の服部知之さんをコーディネーターに、上村さんや県教育委員会スクールソーシャルワーカー・スーパーバイザーの渡邉香子さんがパネリストとして参加する。
第3部は警察音楽隊による演奏会。
聴講希望者は氏名(要ふりがな)、連絡先(電話、ファクス、メールなど)、必要な場合は配慮事項(車いす利用、手話・筆記通訳・一時保育希望)などを明記の上、市ホームページ(横浜市人権イベントで検索)、電話(045・671・3117/市民局人権課)、ファクス(045・681・5453)で申込みのこと。定員は400人。定員に達するまで受付。
また第1部のみオンラインでの視聴も実施。期間は12月5日(木)から11日(水)。視聴希望者は前記ホームページから。申込みは12月10日(火)まで。
問合せは前記、市民局人権課まで。