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『サンダーボルツ*』はマーベル版『ブレックファスト・クラブ』?セバスチャン・スタン「お互い殺し合わないようにしている、はみ出し者たちの物語」

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(MCU)異色のチームアップ映画『サンダーボルツ*』は、MCUのアンチヒーロー/ヴィランが集結する“悪党映画”だ。製作発表後、DCコミックスの同じく“悪党映画”になぞらえて、「マーベル版『スーサイド・スクワッド』」とも呼ばれた本作だが、バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンはいい喩えを発見したらしい。

第82回ゴールデングローブ賞の授賞式後、スタンは『サンダーボルツ*』について尋ねられると、「『ブレックファスト・クラブ』だと説明するのがベストだと思います」と話した。「お互いに殺し合わないようにしている、はみ出し者たちの話なので」と。

名匠ジョン・ヒューズ監督による『ブレックファスト・クラブ』(1985)は、わけあって休日登校の罰を命じられた高校生5人が、お互いへの思いや本心を語り合ううち、“自分とはなにか”を見出しながら絆で結ばれていく青春群像劇。サンダーボルツの面々もそれぞれ事情含みの悪党たちだが、任務に挑むうち、チームとしての関係性を築いていくのだろう。

過去に、スタンは本作を『カッコーの巣の上で』(1975)に。「ひとりの男が、混沌として堕落した集団のなかに入ってきて、なんとか彼らを団結させる方法を見つけていく」のだと。いずれにせよ、スタンはこの映画にどこか懐かしい雰囲気を感じているのだろう。

今回、スタンは米の取材に対して、「唯一無二の、独立した映画です。大胆な言い方ですが、比較できるマーベルのチームはありません」と断言。米のインタビューでも、「独自の映画です。過去のマーベル映画とは比べられないと思います」と話した。

「登場するキャラクターたちと俳優たちのおかげです。デヴィッド・ハーバーやフローレンス・ピュー、ワイアット・ラッセル、ジュリア・ルイス=ドレイファスたちと最高に楽しい時間を過ごしました。全員が面白くて、寛大で、その化学反応が反映されているので、映画を観てもらえるのが楽しみです。独特の雰囲気があり、楽しくて、リアルな作品です。」

映画『サンダーボルツ*』は2025年GW公開

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