京都市内では抜きんでてハイレベルの焼鳥店! 日本酒マニアにも人気「串焼き いの田」
出町界隈で日本酒マニアにも人気のある焼鳥居酒屋「串焼き いの田」なのだ。
出町界隈で日本酒マニアにも人気のある焼鳥居酒屋
お店の名前は「串焼き いの田」。出町柳界隈では日本酒マニアに人気のある焼鳥居酒屋なのだ。もう開業23周年近いお店で、多分、出町柳界隈の大学関係者なら知っていそうな感じなのですが、これは一度行こう!と1週間ほど前に予約をお願いしました。店内に。
いやー、流石に年季の入った感じ。18:15ごろで、我々が本日2組目の客でした。小上がりの4人掛けテーブル席が3つ、キッチンに向かうカウンター席が・・・
8席でしたかね。一番奥のテーブル席に入れてもらう。とりあえず3人とも初めてなので・・・
店内のあちこちに短冊がぶら下がりまくっていて、情報量がとんでもなく多いお店なのですが、まずはドリンクを注文しようとすると、焼酎だけのメニューが別にありまして、20種類以上スタンバっていることが判明~。
日本酒もやたら豊富で、カウンターとキッチンのしきりにぶら下がっている紙を見て確認する仕組み。15種類以上ありそうな感じで且つ、十四代などの一部のプレミア酒以外はなんだか非常に良心的価格。いつでも十四代や而今が呑めるお店なわけで。ま、一杯目は・・・・
「生ビール(中)」¥550、相方は「芋焼酎お湯割り」¥550だっけ?から、乾杯~!ということに。
突き出しがさっぱりした酢醤油の掛かった生キャベツだったので、九州系のお店なのか!と思ったわけで。と・・
お料理メニューもしげしげと確認。名古屋コーチン推しで、そちらは¥440/串といいお値段なのですが、通常の焼鳥類は¥220、串揚げも完備で、お料理もこの手のお店では非常に豊富な部類。
メニューを見ると、予約して3日前までにお願いすると、博多風のとり鍋をお願いできるようで、やっぱり九州系なのだ~と納得。 で、当然焼き鳥をメインで喰うでしょう!ということで、野菜系のアテ類と共に注文。
なぜか一品目がこちら。「ハート(タレ)」¥220×3なり。以下全串3本単位。串1本に三個付で心臓を開いて横から串を打つ形ですが、親鳥なのかサイズ大きめで超レアな火入れ。くにくにと歯ごたえ良好でこれは美味しい~。
更にインターバル用の「ポテトサラダ」¥550なり。マヨ系ではなく、優しい味のお酢メイン(サラダの具としては見えないのですが、玉ねぎ的な風味が・・・)の味付け。いやー、はるか遠い昔、肉屋さんで量り売りされていたポテサラのような懐かしい味で美味しい。添えてあるトマトも偉大。
こういう年季の入ったお店では「つけもの盛り合わせ」¥748は注文必須だろう!と思ったら、大当たりでした。どれもばっちり乳酸発酵した古漬けの茄子、胡瓜、大根!のセットですが、こういうのがシミジミと旨いわけで。
更に串焼き。奥から「はらみ(塩)」¥275、「名古屋コーチン力こぶ(塩)」¥385なり。はらみはクニクニと艶めかしい歯ごたえ、塩の乗せ方も丁度良い感じ。力こぶは手羽元の身を串焼きにしているそうです。これはめっちゃ歯ごたえ良好で脂乗り良好、これまたハイレベルだ!と感心するわけで。
お次は日本酒にスイッチだよなあ!ということに。こういう片口の一合提供でした。
ボトルプレゼンしてくれるようなサービスはないのですが、注文毎にガラスの器を交換してくれるのが親切。確か、「伯楽星 特別純米」→「鍋島 純米吟醸」→「王禄 純米」→「田酒 純米」と進行したように記憶。どれも一合¥880(税込み)ぐらいのお手頃価格なのだ。いやー、今どきめっちゃ良心的!
お酒とほぼ同時にでてきた「チューリップ」¥605なり。アツアツ揚げたて、衣にしっかりガーリック味。いやー、旨しですな。初めに注文したのがここまでで、更に串物を追加。
皮好きな相方が速攻で追加した「名古屋コーチン 尻皮(塩)」¥385なり。若鳥とは違って、かなりの肉厚さ。カリッと仕上がった部分とむちむちとゼラチン質を感じる部分のコントラストが楽しい。
このお店ではメインイベントでしょうな。「白ぎも(タレ)」なり。想像以上にレア焼。近火の高温で表面をさっと!という感じでしょうかね。モノが良いので成立するんでしょう。間違いなく、トロけます。
で、奥から「つくね(タレ)」、「軟骨(塩)」、「スナズリ(塩)」、どれも¥220なり。どちらかというとしっかり目の火入れで出てくるラインナップでしょうな。コリコリとした軟骨がお気に入り。もう女性陣はあらかたお腹いっぱいだ!ということで何か〆は欲しい?と確認。お米や麺類はもうイイらしいので・・・
野菜焼きも一種類ぐらい頂いてみようと「椎茸」¥198を注文し・・・・
食べてみたかったので、つい。玉子3個は確実だと思われる「ダシ巻」¥660なり。めっちゃ出汁が含まれているのに形が崩れず、しっとりしている秘密は山芋を入れているからだそうです。
以上で、生ビール2に焼酎お湯割り1、日本酒4合と呑みより、おしゃべりにパワーが入ってしまいまして、滞在時間はジャスト2時間。〆て1人¥5500ぐらいという大大大大納得価格。これぐらいの価格帯でやられている京都市内焼鳥店では抜きんでてハイレベルという印象。
お料理も丁寧ですし、こりゃ人気店になるであろうという感想。
十四代などに行かなければ(滝汗)、呑む人ほどお得感があるでしょう。初めの1時間ほどは我々とカップル2組だけだったので、お料理もテンポよく出てきて大満足。20:30ぐらいに満席!になるという遅め時間帯がピークなお店。飛び込み入店は難しそうなので、予約を入れて是非。次回は鍋を所望することにします~。
店舗情報
店名:串焼 いの田
住所:京都市上京区寺町通今出川上ル表町26-1
営業時間:18:00~23:30
定休日:水曜
TEL:075-256-0170