『ザ・バットマン2』米公開が1年延期、2027年10月1日に ─ 撮影は2025年晩夏以降
DC映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』（2022）の続編映画『ザ・バットマン2（原題）』の米国公開日が1年延期となった。予定されていた2026年10月2日から、新たな公開日は2027年10月1日となる。米が報じた。
ロバート・パティンソン主演、マット・リーヴス監督による『ザ・バットマン』シリーズは、ジェームズ・ガンが統括する新DCユニバースには属さない独立したプロジェクト。2024年には映画の第1作・第2作をつなぐスピンオフドラマ「THE PENGUIN―ザ・ペンギン―」（2024）が製作され、好評を博した。
本作の脚本作業は前作公開後から始動していたが、執筆はゆるやかに進行中で、DCスタジオの代表を務めるガンによると、2024年12月14日の時点で「脚本の初稿が存在していない」。ただし、同月にリーヴスは「脚本を仕上げているところで、来年撮影する」と米の対談企画で語っていた。
今回の報道によると、『ザ・バットマン2』の撮影は2025年晩夏以降となる見込み。およそ2年を費やして撮影とポストプロダクション（撮影後作業）が実施されることになりそうだ（ちなみに主演のパティンソンは、2025年初頭から監督の最新作『オデュッセイア（原題）』の撮影に参加する）。前作から5年越しの続編とあって、さらなる深化と成熟に期待したい。
ワーナー・ブラザースは『ザ・バットマン2』の公開延期を受け、空白となった2026年10月2日に、トム・クルーズ主演＆アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の新作映画（タイトル未定）を米国公開予定。「世界最強の男が、自らの能力によって世界が破壊される前に、自分が救世主であることを証明すべくミッションに挑む」という物語で、撮影は2024年11月より実施されている。共演はサンドラ・ヒュラー、ジョン・グッドマン、マイケル・スタールバーグ、ジェシー・プレモンス、ソフィー・ワイルド、リズ・アーメッド。
そのほか、ロバート・パティンソン主演＆ポン・ジュノ監督のSF映画『ミッキー17』はスケジュールを1ヶ月繰り上げ、2025年3月7日に米国公開予定（日本公開は6月6日）。空白となった2025年4月18日には、マイケル・B・ジョーダン主演＆ライアン・クーグラー監督のホラー映画『シンナーズ（原題：Sinners）』が米国公開される。なお、この公開日変更は『シンナーズ』のポストプロダクションに時間がかかっているためだという。
Source: , ,
