笑い通じて健康に 「さくらの丘」で観劇の会
麻生区高石のデイサービスさくらの丘で2月6日、ボランティア有志が施設利用者に演劇などを披露した。
相模原市のカルチャースクールに通っていたメンバーで、医療従事者を中心に立ち上がった「うたし喜劇団」が同施設を訪問。「さくらの丘」にちなみ、「花咲かじいさん」をモチーフにした創作劇を8人で演じた。
劇では、不平不満ばかり口にする老夫婦と、笑いに溢れ感謝を大切にする老夫婦を対象的に演じることで、笑うことが健康につながることを伝えた。利用者が紙で桜の飾りを作ったり、歌ったりと、共に楽しむ姿が見られた。同施設管理者の笠原泰子さんは初めての試みを振り返り、「利用者の皆さんが心から笑っていた」と話した。