【市川市】若宮公民館で待ってるニャー! マークン・ネコガスキーさん作 巨大猫「市川ハニャコ」
マークン・ネコガスキーさんは、猫などの動物のオブジェを作るクリエイター。
その作品に、思わず顔がほころぶ人も多いのではないでしょうか。
地球に優しい巨大猫「市川ハニャコ」
身近な素材を使い、大好きな猫のオブジェを作るクリエーターのマークン・ネコガスキーさん。
市川市長との対談をはじめ、新聞・テレビなどでも取り上げられ、全国に活動の場を広げています。
そんなネコガスキーさんの作品が並ぶ若宮公民館(千葉県市川市若宮2-15-8)で、最も目を引くのが巨大猫「市川ハニャコ」。
クリーニング店などで出たビニール袋を棒に巻き付け、使用済みのペットボトルで肉付けした「リサイクルアート」の猫です。
「館長さんが庭で花を育てているので、それに合わせてたくさん花を付けました」とネコガスキーさん。
「少しずつ変化していくので、来るたびに楽しんでもらえるのでは」とも。
なじみの来館者も、見ると思わず顔がほころびます。
猫たちで感謝を伝えて笑顔に変えて
現在、ネコガスキーさんの作品は若宮公民館だけでなく、店舗や公共施設、学校などさまざまな場所に設置されています。
「地域のおかげでここまで来られたので恩返しがしたい。どんどん作品を作って、いろいろな所に寄贈できれば」と話します。
「テレビの放映を見て一番遠くから来たのは新潟の方」と話すのは若宮公民館の関館長。
「市内でもここを知らない方も多いので、マークンの作品をきっかけに訪ねてくれる人が増えるのは大変うれしい」
ネコガスキーさんの猫たちは人と笑顔を呼ぶ「招き猫」なのかも?!
マークン・ネコガスキーさんに聞きました
―猫作りで使っている素材は?
手芸モールやラッピングタイ、紙粘土、貼れる布など、ほぼ100円ショップで買えるものを使っています。あとは骨董(こっとう)市で見つけた布など。
―若宮公民館に設置するようになったきっかけは?
3年前の文化祭の時、猫を持って遊びに行ったら「かわいい!」とすごくいい反応をしてくれた来場者がいまして。その時、ちょうど通り掛かった館長さんがここに置けるよう声を掛けてくれたのが始まり。その時の来場者の方にすごく感謝していて、贈り物をしたいくらい(笑)。
―「市川ハニャコ」でこだわった部分は?
猫背のフォルムを出すために前のめりに。不安定になるので、頭の所から長めの棒を入れています。内臓部分にはペットボトルを入れて安定感を。時間の経過とともに、においや色が発生しないよう水のペットボトルのみを使用しています。
―ネコガスキーさんの作品に興味のある方へメッセージをお願いします
ぜひ若宮公民館に来て巨大猫と一緒に写真を撮ってみてください。今後もできるだけたくさんの場所に設置して、より多くの方に見てもらえればと思っています。
Instagram/@libera.jiyuukyousitu