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子どもが不登校になると、親としても心配になります。でもその期間が長くなると、心配というよりも、嫌悪感が出てくることもあるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。

『息子は中学のときから不登校気味。高1だけれど、じきやめると思う。旦那も私も諦めているので、高校をやめることはどうでもいい。ただこのまま家にいられるのが苦痛。中1後半にパソコンを買ったのがきっかけだと思っている。オンラインゲームで昼夜逆転。どこかに行ってほしい。中学のときに児童相談所に相談したけれど、暴力が原因で育児が不可能などの理由がないと受け入れはできないと言われた。暴力は一切ない。何かいい方法はない？』

中学の頃から不登校気味だった息子さんは、高校に入ってからは学校に行かなくなったそう。夜にゲームをして日中は寝る。そんな生活が続いているようです。高校をやめることはいいとしても、投稿者さんは息子さんが家にいること自体が嫌だと思っているそうです。親なのにそんな風に思うなんて……という気持ちとの葛藤もあるのかもしれませんね。でもほかのママたちも、投稿者さんの気持ちを理解してくれるようです。

ずっとゲームなら親でもうんざりすることはある

『親も人間だもん。しんどいよね』

『あー、わかるなあ、存在しているだけで嫌悪感を抱いちゃうんだよね』

『嫌になる気持ちはすごくわかるよ。なんでこうなったのだろうと自分を責めたし、産んでゴメンと考えた。いなくなればいいのにとか。でも現実とは戦わないといけないし、自分が死んだ後、1人で生きる力を持ってほしいから頑張るしかないなと思ったり』

親もひとりの人間です。いくら自分の子どもとはいえ、顔を合わせたくない、同じ空間で生活したくないと思うこともあるのでしょう。それに子どものことを考えると、どうしてこうなってしまったのだろうと自分を責めてしまうのかもしれませんね。そうすると無意識に自分で自分を否定することになるので、余計に辛くなるのではないでしょうか。もう見限りたいという気持ちがある一方で、そんなことをしたら子どもが生きていけなくなるという不安など、感情が複雑に絡んでいるのでしょう。

子どもが不登校に。そんな経験があるママたちはどうしていた？

放っておいた

『うちは中2から不登校になったけれど、そういう時期は放っておいたよ。とりあえずご飯の用意と洗濯はして、こちらは普通の生活。こちらから〇〇しなさいみたいなのはやめて、全てにおいて自分で選択させた』

中学2年から子どもが不登校になったママの場合には、食事の用意や洗濯など最低限のことはしていましたが、ほかは基本的に子どもに任せていたそう。親から何か指示をするよりも、自分で考えて行動させていたようですね。ママたちも子どものことが気がかりでしたが、普段通りの生活するようにしていたそうです。

父親に話をしてもらった

『本人と話はできている？　原因は聞いている？　こういうとき、男子だとやっぱりお父さんなんだよね。うちは旦那にとことん話をしてもらった。かなりゆっくりと何日も何週間も時間をかけて。原因を掴んだら、本人も納得したのか病院に行けたよ』

投稿者さんの家では旦那さんも息子さんのことは諦めているようですが、男同士旦那さんに話しをしてもらってはいかがでしょうか。男性である旦那さんだからこそ、わかることもあるかもしれませんね。時間はかかるでしょうが、諦めずに話をすることも大切になってきそうです。

アルバイトをさせた

『うちも中1の3学期から不登校だったけれど、高校は通信で卒業できたよ。その間にアルバイトも始めて社会勉強もさせた。アルバイトをさせたらどうかな？　お金も入るし欲しい物を買えるようになると変わるよ』

『何かアルバイトさせてみたらどう？　私自身不登校で中卒だけれど、私の場合本当に本当に集団生活が苦手で。だからほぼ不登校だったけれど、なぜかアルバイトはなんの抵抗もなく楽しく行けたんだよね。しかも働いたらお金も手に入るし、そこで社会での学びを得たよ』

働くようになると、決まった時間に起きて外に出られるようになるでしょう。アルバイトであっても職場で経験できることは多く、将来に役立つかもしれません。またその仕事が楽しいと思えれば、知識を得られるような大学や専門学校に進学したいと思う可能性も。それにお金が入ると自分の欲しいものを買えますから、働くことに意欲的になるかもしれませんね。

親自身が、専門家に頼ったほうがよいのかも

『原因は中1で与えたパソコンではなく、親にあるのでは？　親子関係専門のカウンセリングを受けたほうがいいかも。まずは親である投稿者さんが自分を省みることが必要かもね』

『もし息子さんが苦しんでいたり病気を抱えていたりするなら、助けてあげてほしい。助け方がわからないからこそ、医療や専門家に頼ってみるのも手だと思う』

投稿者さんは子どもが家にいること自体もう嫌！　そんな感情を持っています。自分が思っていたように育たなかったことへの失望や、不登校を防げなかったことで自分を責める気持ちなどがあるのかもしれません。投稿者さん自身がとても苦しんでいますから、投稿者さんが専門家を頼るのもよいのではないでしょうか。子育てや親子関係のカウンセリングを受けたり、不登校専門の教育機関などに相談をしたり。専門家の意見を聞くことで新しい発見があり、子どもへの接し方もわかってくるかもしれませんね。子どもと向き合うためにも、親である投稿者さんの心を整えることが先なのかもしれません。

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