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テレビ朝日が主催するアイドルイベント＜ニューイヤーだよ！六本木アイドルフェスティバル＞が、1月4日（土）にEX THEATER ROPPONGIで開催された。

同イベントは、毎年夏に行なわれているアイドルイベント＜六本木アイドルフェスティバル＞の番外編。2023年1月に誕生し、好評につき2024年に続いて、今年も実施されることとなった。

今回は、オープニングアクトを含む全24組の個性豊かなアイドルが登場し、楽しく、華やかなパフォーマンスで新年の六本木を彩った。本記事では、CUTIE STREETのライブレポートをお届けする。

・CUTIE STREETの写真 64枚

取材＆文：竹内伸一
撮影：河邉有実莉

「Overture」が鳴り出すとともに会場からはクラップが巻き起こり、ステージにメンバーが姿を現すと怒号のような歓声が上がる。すかさず、メンバーが“オイ！オイ！”と煽ると、それに応える野太い声が会場に響き渡る。そして、佐野愛花が“ハロハロミライ”と1曲目を告げると、さらに大きな歓声が上がる。イントロで真鍋凪咲が“明けましておめでとうございま～す！　2025年も一緒にいようね！”とキュートに挨拶。するとさらに大きなコールが発生。冒頭から会場のテンションは加速度的に上がり続け、“いったい、どこまで上がるのか!?”と驚くばかりだった。だがしかし、会場の盛り上がりはまだまだ収まらない。“一緒に！”のかけ声とともに、“3・2・1”と会場中がサビへカウントダウン。その声は広いEX THATERを吹き飛ばすのではないかと思ってしまうほどの迫力だった。サビでは振り付けに合わせて色とりどりのサイリウムが打ち振られ、美しい光景を作り出す。そんな会場の熱狂を受けた8人は嬉しそうな表情でパフォーマンスをくり広げていった。

梅田みゆが、“ひたむきシンデレラ！”と声を上げて2曲目につなぐ。今度はコミカルな動きも交えて、ライブの楽しさを表現していく。観客はもちろん一緒になって踊りまくる。見上げると3階席も総立ちでダンス。“会場中が一体となる”とよく表現するが、まさにその言葉通りの壮観なシーンだった。さらに途中の“I Love You! I Need You!!”を会場中で大合唱し、さらなる盛り上がりを生み出した。

川本笑瑠の“みなさんを大吉にしま～す！”という煽りから始まった「ハッピー世界！」は、飛び跳ねるようにパフォーマンスしながらも、8人で会場を煽りまくる。板倉可奈が会場中に笑顔を振りまくと、増田彩乃はステージ下手まで歩み出てフロアを盛り立てつつ、3階席にも視線を送り、川本が投げキスを飛ばす。会場はもちろん大熱狂で彼女たちに応えていた。

古澤里紗が“最後の曲になります。盛り上がっていけますか？”と問いかけると地鳴りのような声が上がり、すかさず“かわいいだけじゃだめですか？”と曲名を告げる。会場は待ってましたとばかりに“いいよ～！”と大絶叫。そして桜庭遥花が“みんな、明けましておめでとう！　最後、盛り上がっていこ～！”とさらに煽りつつ、8人はこれまで以上に楽しそうにパフォーマンス。当然、会場からは大コールが巻き起こる。その声を味方に彼女たちの動きも熱気を帯びていき、可愛らしさも増幅していく。ラストはまさに観客を“キュン4”させる勢いで、可愛らしさ全開で歌い踊った。

会場の熱狂ぶりばかり書いてしまったが、その熱狂を引き出したのはもちろん彼女たちのパフォーマンス。徹頭徹尾、可愛らしく楽しそうな8人の立ち振る舞いは、観ているこちらも自然と笑顔になるものだった。会場の熱狂ぶりをみれば、おそらくほかのグループのファンもそんな気持ちになったことだろう。彼女たちの“KAWAII”が、すべてのアイドルファンの心に響いた、そんな見事なライブだった。

CUTIE STREET＜ニューイヤーだよ！六本木アイドルフェスティバル＞

2025年1月4日（土）
EX THEATER ROPPONGI

Overture
ハロハロミライ
ひたむきシンデレラ！
ハッピー世界！
かわいいだけじゃだめですか？
MC