山口弁!意味が難しい山口県の方言ランキング
今回はウェブアンケートにて総勢9964名に調査した<山口弁!意味が難しい山口県の方言ランキング>を発表します。大きく周防地域と長門地域の2種に分かれるともいわれている山口県の方言。「山口県民でも使っていない…」とアンケート参加者も驚く言葉が集まりました。気になる方はさっそくランキングをチェック!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【山口弁!意味が難しい山口県の方言ランキング】
第1位 てれんこぱれんこ(フラフラする、グズグズする)(1360票)
第2位 じらくり(わがままを言う人)(1053票)
第3位 えずい(頭がいい)(924票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9964名/調査日:2024年7月18日
変身するための魔法の言葉…ではありません!1位は「てれんこぱれんこ」(フラフラする、グズグズする)!
<投票者のコメント>
「語感が楽しい」
「呪文みたいでかわいい」
「ケサランパサランみたいな謎の生物の名前かと思いました」
「てれんこぱれんこ」は「フラフラする」や「グズグズする」を意味する山口県の方言。「てれんぱれん」という地域も。魔法使いの唱える呪文のような響きの言葉ですが、実際の言葉の意味とのギャップが凄いですね。「てれんこぱれんこするなっちゃ!」だと「グズグズしないの!」という意味になります。思わず「てれんこぱれんこ」してみたくなるような、不思議な魅力のある方言ですね!
ぐずる子どもにも使われます!2位は「じらくり」(わがままを言う人)!
<投票者のコメント>
「さっぱり想像がつかない」
「方言はどこの地方の言葉も難しいです」
「これがクイズで出されたら、一生答えを出せる気がしない」
「じらくり」は山口県の方言で「わがままを言う人」という意味です。ちなみに「じら」だけだと「わがまま」という意味に。「じらくい」や「じらくいむし」という地域もあり、子どもが眠くてぐずるのは「寝じら」と言われています。ちなみに方言で「じらをくる」は「わがままを言う」という意味に。方言で「じらばっかり言っちょって!」は「わがままばかり言って!」という意味になります。
良い意味でも使われます!3位は「えずい」(頭がいい)!
<投票者のコメント>
「どこか痛いという意味かと思った」
「東北弁のいずいと全然意味が違う」
「大学時代、山口出身の同級生が言っていたのを思い出しました」
「えずい」は山口県の方言で「頭がいい」という意味。「ずるがしこい」という意味で使われることもあるそうです。方言で「あの子は頭がいい子だ」と言いたい時には「あの子はえずい子じゃ」になります。山口県以外だと「えずい」は、例えば博多弁では「恐ろしい、怖い」、土佐弁では「ヒドい、ツラい」などまた別のマイナスの意味になることも。山口県での「えずい」の意味を聞いてびっくりされる方もいるかもしれませんね!