スコアブックにヒットと打球方向を記入する方法とは!?【少年野球スコアのつけ方/NPB監修】
ヒットと打球方向を記入しよう!
ヒットは、マスの中央の菱形に沿ってラインを引く。二塁打や三塁打なら、このラインを二塁、三塁の位置まで伸ばし、本塁打なら菱形になる。
右下のスペースには、打球が飛んだポジションと、どんな打球だったかを記入する。
内野安打は、この数字を楕円で囲む。ヒッ ト数は、チームの攻撃力を測る大事な要素なので、目立つように赤い色で記入するのがおすすめだ。
実践例
●ショートへの内野安打
一塁まで線を引き、打球が飛んだショートのポジション「6」を楕円で囲む。送球があったとしても省略する。
●ライト前へのシングルヒット
ライト前に落ちるシングルヒット。
この場合、打球が落ちた位置を示す数字の下の「◦」 は省略してもいい。
●左中間への二塁打
打者の打撃だけで二塁まで進むのが二塁打。二塁までラインを伸ばして、二塁打であることを示す。
●右中間への三塁打
一気に三塁まで進むことを三塁打という。同じように、三塁までラインを伸ばして表す。
●右中間へのホームラン
本塁打は、菱形に沿って囲む。中央に得点を示す「◦」。
打球が飛んだセンターの「8」とライトの「9」の間に「◦」。
●ランニングホームランはアルファベットで「RH」
通常のホームランと区別するため、隣に「RH」と記入しておく。
●バントヒットは内野安打+「BH」
バントヒットは内野安打でもあるので、数字を楕円で囲み、さらに「BH」と明確にしておく。
【出典】『少年野球 スコアのつけ方』監修: 一般社団法人 日本野球機構(NPB)