【ライブレポート】Girls²、好きの気持ちを胸に煌めく世界へ連れ出すにように迫る!<IDOL SQUARE 6>
11月8日、TOKYO DOME CITY HALLにてフジテレビ系音楽情報番組「Tune」連動イベント第6弾「IDOL SQUARE 6」が開催され、Girls²がライブステージに出演した。
Girls²のライブは、最初からこの空間を華やかで、煌めいた楽しいパーティー空間へ染め上げる。一人一人のパフォーマンスしてゆく姿が、とても生き生きして見えていた。8人が、カラフルなダンスポップチューンの『I wanna 宣言』に乗せ、好きの気持ちを胸に、一緒に煌めく世界へ連れ出すようにせまってきた。その姿が眩しく見えていた。
メンバーの人生が見えてくると伝えたうえで歌ったのが、『人人人人生紹介ソング -続編-』。初見で触れても、すぐに一緒に振り真似して躍れる、とても親しみやすい楽曲だ。そのうえで、メンバーの自己紹介に合わせ、突っ込むように声をかけあえるのも嬉しい。この曲、メンバーの心と心の距離感をグッと縮めてゆく。だからGirls²ファンたちが、推しメンに向けて。いや、8人に向けて熱い声をぶつけていたのに違いない。
歌声のモードを少し大人の色に染め上げ、でも、Girls²らしい青春モードを魅力にせまってきた。愛らしいのに、少し大人めいた歌声や、ときに攻めた声でせまるからこそ、愛らしさの中に、彼女たちの持つ格好よさを覚えていたのかも知れない。「恋する私たちって超かわいい」と歌う声に、思わず「かわいい」と返事をしたくなる。キュートに、チャーミングに、まさにKAWAIIを振りまきながら、彼女たちは『Love Genic』を歌っていた。
続いて披露したのが、新曲の『寄り道 -Take it easy baby-』。この曲を通して彼女たちは、日々に心が疲れたら、たまには寄り道してゆっくりしてもいいと思うよと伝えてきた。中で、一人一人がビートに乗って、語るように、思いを乗せた歌を響かせる。8人に「なんとかなるよ」と言われると、その言葉を素直に信じてみたくなる。彼女たちが言っていたように、心が疲れたら焦らずに自分を取り戻そう、軽やかに弾む、キュートなこの歌を耳にしながらさ。
ふたたびこの空間を華やかでカラフルなGirls²ワールドへ染め上げるように、彼女たちは軽やかに舞うような楽曲『BFF』に乗せ、一人一人の心へ思いを伝えてきた。ときにガールズトークのような様も見せながら、胸の内に秘めた思いを、甘い歌声に乗せて届けるからこそ、歌詞に込めた気持ちの一粒一粒をしっかりと受け止めていたかった。
メンバーと観客たちが一緒にクラップ。晴れた景色を描くように、でも力強く躍動する『C'mon Neo Zipang!!!』に乗せて、メンバーと観客たちが一緒に夢つかむ思いを分かちあっていた。低音の効いた躍るビートの上で、8人が胸を弾ませて歌う姿がとても眩しい。
最後もGirls²は、『チュワパネ!』でこの場にいる人たちと心の手と手を取り合って、ドキドキを感じあおうよと誘いかけていた。みずからの心へ言い聞かせるように、彼女たち自身が恋の思いを歌声へ乗せて伝えるたび、観客たちの胸の中でもときめいた気持ちが膨らみ続ける。ほんと、心がカラフルに色づくようだ。彼女たちと一緒に恋のときめきを分かち合っていられる、それが嬉しいよね。
(テキスト:長澤智典)
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