きらめく夜景を、三重県の御在所ロープウエイが12月21日から「クリスマスナイター運転」
空気が澄んで星や遠くの景色がきれいに見える季節。三重県菰野町の御在所ロープウエイが12月21日~25日、いつもより運行時間が長い「クリスマスナイター運転」をする。ゴンドラから見る伊勢湾方面の夜景や、山上で見る星の輝きが格別だ。初日の21日には、初のランタンイベント「GOZAISHO空灯(そらあかり)」も計画されている。
クリスマスナイターでは、通常は午後4時が最終の上りが午後7時に、下りは午後4時20分が午後7時30分になる。観光リフトは上り最終が午後3時40分から午後4時10分、下り最終が午後4時から午後4時30分になる。展望レストランのラストオーダーは食事が午後3時30分から午後6時30分に、喫茶が午後4時から午後7時になる。運賃は通常と同様で、ロープウェーの往復乗車券が大人(中学生以上)2600円、小人(4歳以上)1300円、3歳以下無料。観光リフトは大人、小人とも700円。
12月21日のランタンイベントは午後5時から受け付け、午後6時開始。御在所ロープウエイの立体駐車場でランタンを購入(1個2000円)し、空へ放つ。ランタンは火災やごみになる心配がないようLEDを使い、糸がついていて自分で空へ舞う高さをコントロールできるという。通常、約15mまで上昇させられるが、最終的に手元に戻し、持ち帰ることが可能だという。
山上公園駅に隣接する展望レストラン「ナチュール」では、ローストビーフやチキンなどの「クリスマスプレート」(午前10時~、1200円)、ドリンク付き「クリスマス限定ロールケーキ」(午後2時~、1000円)が期間限定で用意される。
期間限定の「クリスマスプレート」と「クリスマス限定ロールケーキ」
御在所ロープウエイでは、御在所岳(標高1212m)の山頂付近にある三重県内唯一のスキー場の「そり専用ゲレンデ」が12月26日にオープン、2025年3月まで営業する。最長100m、最大幅40m、平均斜度5度で雪遊びを楽しめる。スキーゲレンデは元日オープンの予定という。(記事中の写真は御在所ロープウエイ提供)