『名探偵コナン』に登場する阿笠博士の発明品まとめ! 超便利アイテムから珍アイテムまで20個ご紹介
「週刊少年サンデー」にて連載中の、漫画家・青山剛昌先生が原作を務める大人気漫画『名探偵コナン』。
現在公開中の劇場版最新作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』は公開から3日間で230万人を動員し、興行収入が34億円を突破! シリーズ歴代1位のロケットスタートを切っています。
本稿では老若男女から人気の『名探偵コナン』に登場する阿笠博士の発明品をご紹介! 数々のコナンのピンチを救ってくれた阿笠博士の発明品。非常に役立つものから、博士のユーモア溢れる珍アイテムまで20個ご紹介します。
コナンのひみつ道具! 登場回数が多いメインアイテムたち
蝶ネクタイ型変声機(第1巻6話 迷探偵を名探偵に)※カッコ内は初登場話数
阿笠博士の記念すべき発明品第1号「蝶ネクタイ型変声機」。なんと一度聞いた声なら勝手に登録されるという優れモノ! ちなみに小五郎の声は59番なんだそう。コナンにはかかせないアイテムですよね。
キック力増強シューズ(第2巻3話 写真は語る)
こちらもコナンにはかかせないアイテムの1つ。側面にあるダイヤルで強さを調節すると、電気と磁力によって足のツボが刺激され、筋力を極限まで高められるようになっています。
こちらは「犯人を一発で捕まえられるような、すっげーメカが欲しい」というコナンのリクエストから発明されたものです。
犯人追跡メガネ(第2巻4話 行方不明の男)
いつもコナンがかけている度なしのメガネです。発信機から半径20キロ以内なら居場所を特定できるという便利アイテム。フレームの左側にアンテナがあり、左レンズがモニターになっています。充電式、盗聴機能つき。発信機はシールになっていて、コナンはいつも服のボタンにつけています。
伸縮サスペンダー(第2巻9話 消える子供たち)
劇場版においてコナンのピンチを数多く救ってきた発明品と言えば「伸縮サスペンダー」。見た目は普通のサスペンダーですが、特殊形状記憶素材を織り込んだ繊維でできた特殊なサスペンダーです。
子供の力では動かせないものもを動かしたり、重いものを天高く飛ばしたりといろいろな用途で使用されます。
腕時計型麻酔銃(第3巻6話 かなわぬ夢)
こちらもコナンといえばの発明品「腕時計型麻酔銃」。スイッチを押すと麻酔針が飛び出して瞬時に人を眠らせることができるアイテムです。針は一本しかないのでチャンスは一度きり。主にコナンが小五郎の声色で推理を披露する時に使われますが、時には犯人を逮捕する武器としても使用されています。
ちなみに小五郎がいない場面では園子に使われることが多く、そのため「推理クイーン園子」が誕生しました。(園子の自称)
盗聴器(犯人追跡メガネ)(第4巻4話 はちあわせた二人組)
こちらは犯人追跡メガネに装備されているアイテム。メガネの先の右が盗聴器、左がイヤホンになっており、ダイヤルを周波数に合わせれば特殊な音波が鼓膜を刺激してメガネをかけているだけで聞こえるという便利アイテム。
登場回数はそこまで多くないものの、黒の組織編や劇場版には度々登場しています。
DBバッジ(探偵バッジ)(第6巻6話 結成!少年探偵団)
少年探偵団のシンボルとも言える発明品。元太たちがコナンにゲームで勝てたらなんでも作ってくれるという約束で博士に作ってもらいました。こちらは超小型トランシーバーが内蔵されているバッジです。
DBバッジのDBとはディテクティブ・ボーイズ、少年探偵団のことを表しており、主にメンバー同士の交信に使われています。犯人追跡メガネと連動している発信機能つきです。
ターボエンジン付きスケートボード(第9巻1話 危ないかくれんぼ)
犯人追跡に大活躍の「ターボエンジン付きスケートボード」。超高性能のソーラーボードとバッテリーを組み込んだスケートボードで、昼間充電しておけば夜でも30分間は使える仕様となっています。コナン、元太、光彦の3人(総重量78キロ)が乗ってもびくともせず乗用車を追跡できるほどの馬力を持つ優れモノです。
ボタン型スピーカー(第11巻9話 宙に浮く力)
こちらもコナンの推理にはかかせないアイテム1つ。蝶ネクタイ型変声機の音を、この小型スピーカーに飛ばすことができ、離れた場所からの推理が可能となりました。裏がシールになっているため、使いたい場所に貼り付けて使用します。初登場時は小五郎のおでこにスピーカーを貼り付けて使用しました。
腕時計型ライト(第24巻2話 カウントダウン)
少年探偵団の面々が持っている腕時計型のライト。コナン以外の4人は普通の腕時計のものですが、コナンは予め持っている腕時計型麻酔銃に改良を加えたバージョンを所持しています。
どこでもボール射出ベルト(第37巻8話 白い雪…黒い影…)
一見ただのベルトに見えますが、ダイヤルを合わせてボタンを押すとサッカーボールが出来上がる便利アイテム。これまではキック力増強シューズで何かを蹴る際、近くの蹴られるものを探していましたが、この発明品によって蹴るものを探す手間が省けました。
ちなみにゴムの性質上、ベルトから離れたら10秒しか形を保てないため急いで蹴る必要があります。しかし、ガスの量次第ではアドバルーンぐらいの大きさにもなるというすごいアイテムです。
登場回数が少ないレアアイテム! 1回しか登場しない珍アイテムも!?
弁当型携帯FAX(第7巻9話 名探偵 蘭!?)
弁当箱に市販のFAXをつけただけの珍アイテム。ご飯の真ん中に埋め込まれている梅干しを押すと起動します。ちなみにおかずは本物! 作中には1度しか出てきません。
ボイスレコチェンジャー(第12巻1話 博士の宝箱)
声を録音し、それを他人の声に変換できるペン。博士の乗っているワーゲンが新車になっていることに気づいたコナンが阿笠博士に訪ねたところ、どこかの会社の特殊化学班との共同発明品「ボイスレコチェンジャー」の契約金がたんまり入ったとのこと。見た目はただのペンですが、その名の通りボイスチェンジャー。つまり「蝶ネクタイ型変声機」と機能は同じです。
こちらは実際に商品化され、発売されたことがあります。持っている方いらっしゃいますか?
イヤリング型携帯電話(第14巻9話 最後の客)
イヤリングに連絡機能が付いた発明品。コナンは「なんでイヤリングなんだ?」と形に対して疑問を持っていましたが、蘭が推理をする場面ではイヤリングとして耳につけて新一からの言葉を聞いていました。
なお、蝶ネクタイ型変声機と直通で会話できるという機能が備わっていますが、「スキーロッジ殺人事件」でしかこの機能は登場しません。
マスク型変声機(第26巻4話 命懸けの復活)
変声機は蝶ネクタイ型だけではありません。哀がコナンに変装した際に使用した「マスク型変声機」というものも博士は発明しています。マスクの裏にボイスチェンジャーが付いており、それを通して喋ることで相手の声を真似できるアイテム。その他にもチョーカー型変声機というものがあり、バリエーション豊かな発明をしています。
聞こエンジェル(98巻1話 時の流れを…)
天使の羽根のモチーフがついたワイヤレス補聴器。天使のように優しく相手の声や周囲の物音を聞きやすくする発明品。しかし不具合が多く、聞こえづらいこともしばしばあるようで哀からは「言いえて妙」なネーミングと揶揄されています。
リュックサック式パラグライダー(劇場版『名探偵コナン 銀翼の奇術師』)
劇場公開第8作目『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』に登場する発明品。一見普通のリュックサックに見えますが、空中から落ちたときにリュックの両手についた輪を同時に引っ張るとパラグライダーが展開し、空を飛ぶことができます。
汐留ビュータワーからハンググライダーを使い逃走する怪盗キッドを追跡するのに使用されました。
盗聴器付きカフスボタン型スピーカー(劇場版 『名探偵コナン 水平線上の陰謀』)
劇場公開第9作目『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』に登場した発明品。機能はボタン型スピーカーとほぼ同じですが、盗聴器と発信機が仕込まれているところが進化ポイント。犯人追跡メガネともリンクしています。
この時はカフスを小五郎に取り上げられてしまいましたが、それが後々捜査会議や後半の推理で役立ちました。
高性能スノーボード(劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』)
劇場公開第15作目『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』に登場する発明品で、雪道用に「ターボエンジン付きスケートボード」を改造したもの。アクセルを踏めば斜面でなくても自立走行が可能。犯人から逃げる際に使ったり、爆破されたダムから流れ出る洪水を止めるのに使用したりと大活躍しました。
スイカを仮面ヤイバーの形にカットする機械(劇場版『名探偵コナン 業火の向日葵』 )
劇場公開第19作目『名探偵コナン 業火の向日葵』に登場する発明品。正式名称は不明ですが、その名の通りスイカを仮面ヤイバーの形にカットするための機械です。コナンはこの発明品に呆れていましたが、哀は「なかなかの芸術作品よ」と珍しく褒めていました。
使ってみたい発明品がたくさん!
コナンの活躍にはやはり阿笠博士の発明品が欠かせないですよね。コナンを見る時は是非発明品にも注目して観てみてください。
そしてこれからのコナンにどんな発明品が登場するのか今後も楽しみです!
[文/五反田ちさと]