【ツルガタ路面に注意!】あす27日朝は「急がず焦らず」 北海道の天気予報/2025年2月26日更新
北海道のあす2月27日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
ツルガタ路面に注意!
冬らしい天気が戻ってきました。
大雪にはなりませんが、あす27日朝6時までの12時間に旭川周辺で5センチ前後、濃い青や黄色の幌加内町や層雲峡周辺で10~20センチです。
札幌は雪の量が少なくなりそうですが、27日朝は「ツルガタ路面」に注意です。
「ツルツル・ガタガタ」の略で私が考えた造語です。悪い顔をしてますが、アスファルトに潜むブラックアイスバーンです。
ロードヒーティング付近など歩道の段差が高くなっているところ、そして「そろばん道路」とも言われますが、雪が凍ってとけてを繰り返すと路面に「こぶ状の氷」ができてハンドル操作が効かなくなることもあるので、油断禁物です。
車も歩行者も急がず焦らずが大切ですね。
2月27日の北海道の天気と気温
27日の天気と気温です。
日本海側の雪はしだいにやむでしょう。最低気温は26日朝より3度ほど低いですが、日中は26日より日ざしの温もりが感じられそうです。
27日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
倶知安や江差は明け方まで雪が降りますが、日中は札幌など広く晴れるでしょう。雪に反射して日差しがまぶしくなりそうです。
道北・空知です。
名寄や深川など朝まで雪が降り、朝は軽い雪かきが必要です。最高気温は0度前後で日中でもツルツル路面に注意して下さい。
道東・オホーツク海側です。
広く晴れて、しだいに風も弱まるでしょう。道東を中心にカラッとした空気が続くため、火の取り扱いに注意して下さい。
2月27日からの北海道の週間天気予報
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
土曜にかけて晴れて、週末は気温が上がります。金曜は4月並みで札幌11度、旭川も9度です。排水溝周りの雪割り作業は早めにしておきましょう。
つづいて、太平洋側です。
土曜日まで晴れるでしょう。金曜と土曜の最高気温は10度くらいと、季節外れの暖かさになります。来週は最高気温でも0度前後と再び寒さが戻るでしょう。
2月27日の札幌の朝昼晩の天気
27日の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
晴れますが、朝はツルツル路面です。
日中は気温が3度で、水たまりができそうです。雪に反射して日差しがまぶしくなるので、雪焼け対策が必要です。車の運転などは、サングラスがあると安心です。
雪の情報は、HBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でもご紹介しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※26日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU