豆乳・アーモンドミルクで作るシチュー、いったいどんな味に?
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。
新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
今週は、1週間・番組丸ごと「生活はクリームシチューで踊る!」と題して毎日クリームシチューにまつわる情報や生活の知恵をたっぷりご紹介してきました。
月曜日は、小笠原さんがクリームシチューの歴史を。
火曜日は、小倉さんがクリームシチューのルウの食べ比べを。
水曜日は、杉山さんがレトルトシチューの食べ比べを。
そして木曜日は牛乳ではなく「豆乳」や「アーモンドミルク」で作るシチューをご紹介します。シチューを作るときには大抵、牛乳を使用しますが、番組のスタッフの中にもその風味が苦手という人がいました。
豆乳のシチューはクリーミー
牛乳の代用は何か?真っ先に思い付いたのは「豆乳」です。 ただ、そのまま牛乳を豆乳に変えるだけでいいのか。疑問だったのでシチューのルウを販売している「ハウス」に作る上でのポイントを教えていただきました。
・牛乳に比べて風味やコクが弱くなることが多いので、風味やコクが欲しいときは、「成分調整豆乳」を使用。
・「成分無調整豆乳」を使う場合は砂糖などで甘味を少し足す(少しずつ味を見ながら加えるようにする)。
・豆乳は加熱しすぎると、たんぱく質が固まって分離しやすくなるので、煮込みすぎないようにする。
近藤夏子アナウンサーが作った感想は…
「とってもクリーミーでコクがありました。牛乳よりもとろみがついた感じもあります。煮込むときは焦げやすいので注意してください。具材はカブが合いそうです」
※なお牛乳を豆乳に変えても、シチューのルウ自体に「乳成分」が含まれていますので、牛乳アレルギーの方は、ご注意ください。ハウスでは、「小麦・乳・卵・落花生・そば・えび・かに・くるみ」の特定原材料8品目不使用の『シチューミクス クリーム』も販売していますので、アレルギー対策にはこうしたルウを活用してみてください。
アーモンドミルクのシチューはあっさり
続いての代用は「アーモンドミルク」です。「アーモンドミルク」はアーモンドが入った牛乳ではなく、茹でたり、水に浸したりしたアーモンドを砕いたりすりつぶしたりして抽出する飲料です。今回、『アーモンド効果』と、『クレアおばさんのシチュー』を販売している「グリコ」にレシピを教えていただきました。
『クレアおばさんのシチュー』を使った2皿分の材料。
アーモンド効果<砂糖不使用>:200ml
鶏肉:100g
たまねぎ:中1/2個
にんじん:中1/3本
ぶなしめじ:50g
ブロッコリー:中1/6株
サラダ油:大さじ1/2
水:100ml
1.ブロッコリーは小房に分け、下ゆで。
2.厚手の鍋にサラダ油を熱し、一口大に切った鶏肉・野菜を焦がさないように炒める。
3.アーモンド効果のうち半分の100mlと水を加え、沸騰したらあくを取り、材料がやわらかくなるまで弱火~中火で煮込む。
4.いったん火を止めてからルウを割り入れて溶かし、再び弱火でとろみがつくまで煮込んだら、アーモンド効果の残りとブロッコリーを加え、さらに軽く煮込む。
近藤夏子アナウンサーが作った感想は…
「食べた感じは牛乳と似ていて、あっさりの中にコクも感じます。初めてやってみましたがとてもおいしい!あっさりとしている分、ほっくりしたさつまいもなどを入れるとおいしいですよ!」
牛乳以外でも、おいしいシチューは作ることができますので、ぜひお試しあれ!
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)