「地元のお宝」学ぶ 上府中地区で遺跡巡り
自治会や各種団体で組織する上府中地区まちづくり委員会が先ごろ、「地域の遺跡巡り(まち歩き)」を実施した。
地域にある寺社や道祖神などを「地元のお宝」として、その歴史を学ぶイベントで今年で3回目。自治会長や民生委員、中学校の教頭や教諭など20人が参加し、案内人の市文化財課湯浅浩課長の説明を聞きながら永塚、東大友、延清方面を3時間ほど巡った。
同委員会文化・教育分科会の西山正明副部会長(75)は、「参加者から、地元でも知らなかったことを知れたなどの声をいただけた。今後3年ほどかけて、まだ回っていない地域の遺跡巡りを行っていきたい」と振り返った。