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大竹まこと「自国の意見を言える国になっていかないと」トランプ米政権への懸念を語る

文化放送

お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)1月27日の放送では大竹と経済アナリストの森永卓郎氏が、トランプ米大統領のガザ市民の受け入れや、不法移民の受け入れ対応に関する記事を取り上げ、トランプ米政権の今後の動向に対する懸念を語った。

大竹まこと「大きな国が小さな国を巻き込んで強引に自分の意見を通そうとしていますが、森永さんご意見ありますか?」

森永卓郎氏「今までずっと脅しをかけてきて、いざ逆らったら関税をドカンとかけてくる。これを覇権主義と言うのかはわからないですけど結局世界の独裁者になろうとしているというのは間違いない」

大竹「そうですね」

森永氏「ただ、この不満は鬱積していきますね。90年前の歴史をみると、そこから世界戦争が始まっていくので、私はとてつもなく危険な状態だなと思っています」

大竹「これに対抗して日本政府というのはどういう対処の仕方があるんですかね」

森永氏「すっごく難しいんですよ。私は正論を突き通すべきだと思うんですけど、そんなことをしたら日本も同じ目に遭う。だからそこをどうやって回避するのかというのは真剣に考えないといけないんじゃないかなと思っています」

大竹「でも同盟国でアメリカに対して今まで日米地位協定を始め意見を言わずにきた日本ですけど、ここにきてちゃんと同盟国でありつつも自国の意見を言える国になっていかないと色々なことに支障をきたしてきちゃいますよね」

森永氏「そうなんです。だから私は戦後最大の決断をそろそろ迫られている、しないといけない時期にきていると思うんですよね」

大竹「この波は世界に及んでいるわけですけど、変わっていかないんですかね。強いアメリカが『自国の損になるようなことはこれから一切しない』と。各国への支援策ももう一度見直して必要かどうか整理すると言ってますけど」

森永氏「誰も怖くて何も言えないという状態が今日本が置かれている状況なんだと。なかなか言わないんですけど、本当に今は怖い状況にあるなと私は思っています」

大竹「そうですよね。ここでやっぱり難しいでしょうけど言うべきことはちゃんと言って対等な関係の中で同盟を築いていくというのを考えていかなければいけないですよね」

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