あす22日(木)は日中でも涼しくなりそう 北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年5月21日更新
北海道のあす22日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
イッチャン〇〇な町!陸別町
きょう21日(水)はこちらから。イッチャン○○な町。きょうは十勝北部の陸別町です。
陸別町はけさ、マイナスの気温になったんですよね。だから寒さが一番でしょうか?
それもあるんですが、こちら!イッチャン気温差が大きくなった町です。きょう21日(水)の朝は‐0.6度で道内で唯一のマイナス。道内では13日ぶりに最低気温が0度未満の冬日になりました。ただ、日中は21.7度まで上がって、その差はなんと22.3度でした。この気温差も道内一番だったんです。
体がついていきませんし、着るものも困りますね。
きょう21日(水)は晴れたため、内陸を中心に朝は放射冷却の影響で気温が下がり、日中は日差しのパワーでグングン上がりました。
ただ、あすの道内は上空に寒気が流れ込みます。寒気くんが雲を連れてくるため、曇り空となります。
そして日中は寒気が強まるため、ところどころで雲が発達し、にわか雨がありそうです。きのう20日(火)のように雷雨やひょうの降る可能性は低いですが、天気の変化に気をつけて下さい。日ざしが少なく、冷たい空気の影響もあり、日中でも涼しくなるでしょう。
22日(木)の天気と気温
根室花咲は晴れていますね。
きょう21日(水)の根室は7月中旬並みの19度まで気温が上がりました。あす22日(木)の最高気温は9度と寒くなります。
あす22日(木)の天気と気温です。
雲が広がり、太平洋側や内陸を中心に雨が降ります。雲が布団代わりになるため、朝の寒さは緩み10度前後のところが多いでしょう。日中は20度に届かず、長袖、上着が必要です。
旭川ではあす22日(木)は上着と、晴れ雨兼用の傘があると安心です。
あす22日(木)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
函館は今夜からあす明け方まで雨、浦河もあす朝は雨が降るでしょう。日中も日ざしは少なく、昼頃は内陸の一部でパラっとにわか雨がありそうです。札幌などでは風が強まります。
道北・空知です。
薄日が差しますが、変わりやすい天気で、昼頃は旭川や滝川など所々でにわか雨があります。外出には折り畳み傘があると安心です。洗濯物は部屋干しがオススメです。
道東・オホーツク海側です。
雲に覆われ、道東は日中雨が降り、北見も昼頃は雨が降るでしょう。最高気温は15度くらいで、根室は9度です。昼間でも長袖や上着が必要です。
札幌の今後の気温変化
札幌の今後の予想気温です。
最高気温はあす17度、金曜は16度と涼しくなります。土日も20度くらいで、上着なしだと心もとない感じ。長袖や上着が必要です。最低気温は横ばいで10度くらいでしょう。服装選びに気をつけて下さい。
22日(木)からの週間天気予報
函館は曇っていますね。
函館市内では今週土曜日に運動会という小学校が多いようです。長時間外で応援する保護者の方は少し厚手の上着が必要です。
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
金曜も曇り空で道東方面の一部でにわか雨があるでしょう。土曜は日差しが出ますが、日曜は内陸で雨の降る可能性があります。山菜取りなどは天気の変化に注意して下さい。
太平洋側です。
金曜と土曜は日差しが出ます。日曜は傾向が変わり、雨が降りやすくなりそうです。最高気温は20度に届かないところが多く、極端な暑さはありません。
22日(木)の札幌の朝昼晩の天気
あす22日(木)の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
もんすけは昼間でもジャケットを羽織ってますね。気温は15度くらい。日ざしが少なく、涼しい北風も強まるので、羽織る物が必要です。昼頃は南区など一部でにわか雨の可能性があります。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※21日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU