KISHOW(from GRANRODEO)ソロアルバム『深夜零時』発売
GRANRODEO結成以来、ソロでの歌唱を封印してきた「谷山紀章」が、7月24日にKISHOW from GRANRODEOソロアルバム『深夜零時』を発売される。
すでに先行配信された楽曲「Midnight circus」「Every Single Night」ではKISHOWソロプロジェクトのコンセプト“GRANRODEOでは聴くことのできない、大人の良質POPS”が展開されている。
20周年という大きな節目を目前に共に戦った仲間たちが、自分の得意な駒を出し合い、共に戦う。2025年に20周年を迎えるGRANRODEOの2024年「Road to G20th」。KISHOWからのオフィシャルコメントも到着している。
<KISHOWコメント>
『深夜零時』のリリースを発表した時、GRANRODEOのKISHOWがソロアルバムを? と驚いた方も多かったそうです。実は僕も、スタッフからソロワークを提案された時は、同じように驚いてました(笑)。制作のきっかけは、2025年に迎える GRANRODEO のデビュー20周年イヤー。「Road to G20th」と銘打って、僕らの区切りの年をeZUKAさんのソロ、KISHOWのソロ、そしてGRANRODEOの新作と3部作で盛り上げたい! というスタッフの熱い想いがあり、その期待にはぜひ応えたいと、ソロワークがスタートしました。
ソロアルバムのコンセプトは、“GRANRODEO では聴くことのできない、大人の良質なPOPS”。僕からすると、かなり照れくさいフレーズなんですが、いざ制作が始まり、楽曲提供を快諾してくれたポップス界、ロック界の名だたるソングメイカーの方々のお名前を拝見して、なるほど! と思いましたね。いったいどんな曲が歌えるんだろう、どんなアルバムに仕上がるんだろうと、僕自身がわくわくしました。
先行リリースされたリード曲「Every Single Night」は“大人の良質な POPS”にふさわしいアーバンポップス。ビッグバンドが刺激的な「Midnight circus」、僕が今井寿さん(BUCK-TICK)の曲に作詞し、e-ZUKAさんがアレンジしてくれたグラマラスな「Flower Tambourine Dance」、僕の声だけで伴奏がアレンジされた英語詞のラブソング「Game」などジャンルも様々で、実にバラエティに富んだ楽曲ばかり。GRANRODEOとはひと味味違うボーカルスタイルを楽しみながら挑戦させてもらいました。レコーディング終盤には、もう終わっちゃうのか…と少しさびしく思えたくらいです。
『深夜零時』というタイトルは、深夜 0 時に、ひとり部屋で過ごしている男が、妄想を繰り広げる旅を楽しんでいるイメージ。「Every Single Night」のミュージッククリップも、まさにそういう仕上がりになりました。僕も独り身の出不精で、夜はお酒を嗜みながら、家のお気に入りの場所で音楽を聴きながら本を読んだり、映画を観たりと逃避行しているタイプなので、とても共感できますね。
そんなアルバムを携えて、8月10日から大阪・名古屋・東京の3都市で『KISHOW LIVE TOUR 2024「MIDNIGHTCIRCUS」』を行わせてもらいます。ツアーのサポートバンドは、「let me dream of you」の演奏にも参加してくれた実力派若手の皆さん。GRANRODEOとはテイストの違う楽曲を、GRANRODEOのKISHOW としてどう生でお届けできるか、初のソロツアーが僕も楽しみです。懐かしい曲やここでしか聴けないカバー曲も披露できるかも? 練習や鍛錬といったことがめっぽう苦手な僕ですが、“大人の良質な”歌を届けられるよう頑張ります! ぜひ遊びに来てください。