若手社員らがレシピコンテスト「ぬか1グランプリ」
塩を使った発酵食品のおいしさを広めようと、ミネラル総合メーカー「赤穂化成」の若手社員たちが、さまざまな食材でオリジナルのぬか漬けを試作。「ぬか1グランプリ」と題して試食コンテストを開催した。
今年4月に浅漬けレシピで実施した「Aー1グランプリ」に続く第2弾で、入社1、2年目の10人が一人一品ずつレシピを考えた。同社が御崎で運営するカフェ「AMAMI TERRACE」に社内選考を通過した5品を用意し、試食した来店客による投票でグランプリを決定した。
「茄子のからしぬか漬け」や「豆腐とトマトのカプレーゼ風ぬか漬け」といった趣向を凝らした品が並んだ中、グランプリを勝ち取ったのは、入社2年目の萩原萌日(はぎはら・もえか)さん(24)=第三営業部西日本担当=が考案した「おつまみナッツ」。クルミやカシューナッツなどを自社の看板商品「赤穂の天塩」でぬか漬けした一品で、ぬかの風味とともに、ほどよい塩味で引き立つナッツの甘みが人気を集めた。
同社はグランプリのレシピを自社サイトで公開する予定で、「塩やぬか漬けの魅力を、より多くの方に届けていきたい」としている。