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児童が催涙スプレーを遊具などに噴射 他の児童7人が救急搬送 名張の小学校

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黄色のテープが張られたシーソー=名張市丸之内の名張小で

 11月20日朝、三重県名張市丸之内の市立名張小学校で小学6年生の男子児童(12)が催涙スプレーを遊具などに噴射。触った他の児童7人が目の痛みを訴えて救急搬送された。いずれも軽症だという。

 名張署などによると、男子児童が始業前に校庭のシーソーに催涙スプレーを噴射後、6年生の教室後方の引き戸にも噴射した。

 その後にシーソーに触った4年生7人と引き戸に触った6年生2人がそれぞれ目の痛みを訴えた。学校関係者から「スパイスのようなものが(児童の)目に入った」と午前8時50分ごろに119番通報があり、4年生6人と6年生1人が市内の病院に搬送された。

 市教委によると、催涙スプレーは男子児童の父親が1年前にインターネットで購入。かばんに入れてあったものを、男子児童が無断で持ち出していたという。

 同署が男子児童から事情を聞いている。

※2024年11月20日午後1時5分更新

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