<子育てで知る>早朝に小児科を予約しても100人超待ち!?子どもを産むまで知らなかった産後の世界
子どもを出産すると、思いもよらなかった出来事に次々と遭遇し、毎日発見の連続なのではないでしょうか。子どもを産む前には知り得なかった世界に触れ、見える景色や感じ方が大きく変わったという人も多いかもしれません。
『子どもを産んで初めて知ったことはある? 私は小児耳鼻科のWEB受付が、朝7時から予約を入れてもすぐに145人待ちとなって入れないことを知ったよ』
こちらは、ママスタコミュニティに寄せられたあるママの質問です。投稿者さんは子どもを産んで初めて小児科の激混み事情を知って驚き、投稿してくれたようですね。たしかに子どもがいなければ、小児科の実態に興味を持たなければ、知るよしもありません。子どもを持って、初めて子どもの制度やサービスに目が向き、そのありがたさや不便さを実感した人もいますよね。他のママはどうでしょう。ママたちの声を紹介します。
母性が発動!自分が変わった!
『自分に興味がなくなったこと。仕方なく子どもを優先しているのではなく、常に子どもを優先したい。自分のことはどうでもいいと思って子育てをしている』
『ぐっすり寝ていても子どもが泣いた瞬間、目が覚めること』
『子どもがこんなに愛おしいと初めて知ったよ。自分より大切なんだね』
『子どもが被害にあうニュースの心の痛み方がハンパないこと。知りもしない他人のことでこんなに辛くなることなんて今までなかった』
「母性が芽生え、自分の内面が大きく変化することを初めて知った」といった声が寄せられました。子どもを優先することが「義務」ではなく「本能」だったと知り、驚くママたち。筆者は内面の変化はもちろんのこと、身体が変わっていく様にも驚きました。まるでスイッチがオンしたように母乳が出るようになったり、「自分の身体にこんな機能が隠されていたのか」とビックリした記憶があります。知識として知っていること、実際体感することでは、大きな差がありますよね。みなさんも子どもを産むまで、新しい自分との出会いが待っていることを、想像していなかったのではないでしょうか。
いろんな種類の病気があることを知った
『ヘルパンギーナ・マイコプラズマ・ロタウイルスという呪文』
『風邪にいろんな種類があること。自分が子どもの頃はインフルエンザ以外は全部「風邪」だったような?』
『おでこに手を当てて体温が大体わかるようになる』
風邪ひとつとっても、多くの病気や症状に分類されていることを知るのも、子どもを育てているからこそですよね。予防接種の多さや、急な発熱に対応する日々を通して、医療への解像度が一気に上がったという人もいるでしょう。最後のママの「手を当てただけで子どもの体温がわかる」といったコメントに共感する人も多いのではないでしょうか。子どもを守るのは親の役目。子どもが元気なときよりも、弱っているときの方が自然と情報へのアンテナが鋭くなるものですよね。
子育ての現実。苦労や戸惑いも……
『赤ちゃんが眠たくて泣くこと。眠いなら泣かずに寝てよ……と何度思ったことか』
『夜中なのに子どもがめっちゃ、こっち見ていること。産むまで赤ちゃんがこんなにも寝ないなんて知らなかった』
『電車やお店で騒ぐ子は躾をされていないわけではないし、親が注意してないわけでもないということ。いくら注意して言い聞かせたところで聞かない子は聞かない』
子育ては良いことばかりではありません。負の面も経験することも大いにあります。寝不足や思い通りにいかない日々に、心が折れそうになることもあるでしょう。育児の大変さを身をもって知ったことで、公共の場で子連れの親を見る目が優しくなった、というママもいるかもしれません。思い通りにならない子どもの存在は、まさに“自然そのもの”。予測不可能な日々を過ごすことで、子どもだけでなく、ママも成長していきますよね。
それ以外にも「ママ友の面倒さ。子どもが絡むと人格が変わる人がいる」や「自分の親へ感謝するようになった」といった声、また「新幹線、電車の名前。興味ないけど、子どもと一緒に覚えた」といった声も寄せられました。子どもを育てていると、生活が一変します。自分が関心のなかったことにも詳しくなったり、人間関係に悩んだり、一喜一憂する日々を過ごしていることでしょう。これからも新しい発見を共に分かち合いながら、歩んでいけたらうれしいです。