原宿に復活! 『コロンバン原宿サロン』で100年愛されるアップルパイとクリームソーダを味わう〜黒猫スイーツ散歩 原宿表参道編18〜
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩の原宿表参道編の第18弾です。
100周年の人気洋菓子店
『コロンバン原宿サロン』は明治神宮前駅から徒歩2分のところにあります。
この2024年に100周年を迎えた老舗洋菓子店コロンバン。
コロンバンの創業者・門倉國輝は、皇族方の日々のお菓子、アイスクリームなどの菓子を作る大膳寮(だいぜんりょう)員をしていました。その後、大正13年(1924)に洋菓子店『コロンバン』を創業します。
その縁もあり、創業当時から洋菓子業界唯一の宮内省(現・宮内庁)御用達のお店となり、現在に至っています。日本のケーキの代名詞でもあるショートケーキを考案されたのも、門倉さんとのことです。
『原宿サロン』は、2024年7月にオープン。ケーキや焼き菓子のテイクアウトはもちろんですが、スイーツや食事を店内で楽しむことができます。
もともと原宿には、1967年から売店と喫茶の『コロンバン原宿本店』がありましたが、再開発の影響で2020年に惜しまれつつも閉店。100周年を迎える2024年に、原宿の新たな地に復活しました。
新しい店内ですが、歴史を感じるクラシカルな雰囲気で落ち着きます。
44席ある広々とゆったりとした店内のほかに、テラス席が12席あり気候のよい時は人気です。
黒猫おすすめ! 厚焼きスフレパンケーキ
2024年7月オープンの際に新登場した『原宿サロン』限定メニュー。
厚みあるパンケーキに、黒猫テンションMAXひゃっほー!
メープルシロップ、バターが付きますが、さらに追加トッピングで原宿はちみつを付けるのが人気です。
2枚のパンケーキを重ねてから、メープルシロップをたら〜り。
重ねると、パンケーキの極厚ぶりがさらにわかりますね。
その極厚パンケーキを、重ねたまま必殺! 黒猫カッターで、ぱっかーん!
ふわっふわで、口どけのよいスフレパンケーキ。厚みがあるのでボリューム感ありますが、あっという間にペロリのおいしさ。
1枚をメープルシロップで、もう1枚を原宿はちみつで味わうのがおすすめにゃー♪
100年愛されるアップルパイ
創業当時からある人気メニューのひとつプレミアムアップルパイ。こちらもサロンで味わうことができます。
このアップルパイには逸話があり、上皇陛下が皇太子時代の学習院高等科3年(1952年)のときに、仲の良かったご学友と侍従の目を盗んで銀ブラを楽しまれたそうです。その時に当時銀座7丁目にあった『コロンバン』の喫茶フロアで、アップルパイと紅茶を楽しまれたとのこと。
そのことから、コロンバンでは“殿下のアップルパイ”とも呼ばれているそうです。
創業当時から変わらないレシピで、100年愛されているアップルパイ。
青森県産の紅玉りんごをたっぷりと使ったアップルパイは、パイのサクサクと紅玉りんごのシャキシャキの食感がたまりません。
このアップルパイにも、原宿はちみつの追加トッピングがおすすめ。原宿はちみつは、コロンバン本社の屋上で養蜂しているオリジナルはちみつ。
かわいいミツバチたちが、明治神宮・新宿御苑・赤坂御所など季節によって、いろいろな花から蜜を集めてきて作られた無添加のはちみつは、そのまま舐めても絶品のおいしさ。
紅玉りんごの酸味に、滋味深い無添加はちみつが加わりウマウマ倍増にゃー♪
クラシカルな雰囲気の『原宿サロン』には、クリームソーダがピッタリ。
2024年9月17日から、今までメロンだけだったクリームソーダにブルーハワイといちごが加わり3種類に。あなたなら、どの色にしますか?
ゆったりとしたサロンでパンケーキとアップルパイを堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
コロンバン原宿サロン(コロンバンはらじゅくサロン)
住所:東京都渋谷区神宮前6-34-14 原宿表参道ビル1F/営業時間:10:00~21:00(日・祝は~20:00)/定休日:無/アクセス:地下鉄副都心線・千代田線明治神宮前駅から徒歩2分
取材・文・撮影=ミスター黒猫
ミスター黒猫
日本一パンケーキを食べる男
朝は喫茶店のモーニング・昼はカフェでランチ・おやつはパンケーキ・スイーツを食べ歩くのが日課。雑誌FLASHでは【日本一パンケーキを食べる男】として紹介される。カフェ・純喫茶・パンケーキ・スイーツなどを年間約1000店以上訪問。Instagramでも約6万人のフォロワーに毎日2回スイーツ情報を発信し、テレビ・ラジオ・webメディアなどでも活躍中。