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<新米ママの限界>離乳食のことだけで終わる毎日がしんどい。先輩ママたちはどうやって乗り越えた?

ママスタセレクト

なかなか寝てくれない、夕暮れになると泣くなど、赤ちゃんを育てるママたちの悩みは尽きません。ひとつクリアできたと思っても、悩みは次から次へと出てきます。離乳食もそのひとつではないでしょうか。 ママスタコミュニティの先輩ママたちに、新米ママさんから相談が届きました。

今、振り返っても大変すぎた離乳食期。ラクに乗り越えるコツは?

『3回の離乳食がつらい。みなさんこれをやりきったの? すごすぎる! 離乳食作りと片付けで、時間があっという間に過ぎるんだけど。やっぱり作り置き? でも、作り置きする元気がない……』

3回の離乳食ということは、お子さんは生後9ヶ月〜10ヶ月あたりといったところでしょうか。1日1回だった離乳食が2回3回と増えていくと、ママの手間も増えていきます。なかなか食べてくれない子だったりすると、準備・食事・片付け×3回で、1日中離乳食に関わっている気分になることも! 弱音を吐きたくなる気持ち、よくわかりますよね。 元気をなくしている投稿者さんの元へ、先輩ママたちからたくさんのコメントが寄せられました。

『3食あげてオムツを替えて、散歩やお風呂に寝かしつけ、おんぶに抱っこ。振り返ると信じられないけど、私もよくやっていたな。ママってすごい』

『週末の夜中に1週間分を作り置きしていたよ。明け方まで刻む、すり潰すをひたすらやり続けた日もあった』

多くのママたちがヒーヒー悲鳴をあげながら、当時を乗り越えてきたようです。あの頃にはとても戻れないと感じることもありそうですが、離乳食は期間限定。「こんなこと、できない!」というパニックに始まり、少しずつコツをつかんでいくのです。 作り置きはそのコツのひとつ。投稿者さんは毎日の離乳食作り+作り置き作りと考えるから、ハードルが上がっているのではないでしょうか。

『作る量を増やして残った分を冷凍しておくか、大人が食べるものの取り分けだよ』

作って残った分を作り置きに回せばいい。そう考えれば、さほど大変ではないのでは? 少しでも未来の自分を楽にしてあげるために、大量に作ることを習慣づけてみてはどうでしょう。

『今日から離乳食作りのたびに多めに作って冷凍していけば、作り置きができるよ』

少なくとも今、目の前の離乳食を作る元気は絞り出せるのです。そのついでにやってしまいましょう。

基本は小分け冷凍保存。大人の取り分けもおすすめ

作り置きを冷凍保存する際のおすすめアイテムとして複数の声があったのが、製氷皿(電子レンジ対応)でした。

『野菜を刻んだものを、製氷皿で冷凍。味噌汁に入れたりして使ったよ』

おかゆなども製氷皿を使うと便利そうですよね。成長にあわせて1キューブ、2キューブと量の調整も簡単にできそうです。

『野菜はレンジで加熱して柔らかくして、潰す。それをフリーザーバッグに入れたら綿棒で平らにして、お箸で筋をつける。使うときはその線に沿ってパキッ』

基本は小分け保存ですが、小分けできるようにしながらそのまま保存という方も。野菜の加熱も、レンジ以外に「まとめて圧力鍋で」「家計に余裕があるなら、ほったらかしでOKの自動調理鍋は便利」といったおすすめがありました。

『毎食大人用を作る途中で取り分けていたから、それほど大変でもなかったよ』

大人用の取り分けをしていたママも多くいました。「味付けをする前に取り分けて、すりつぶしたり、とろみをつけたり」「味噌汁は完成させる前に取り分け。ポテトサラダも味付け前に取る。適当でいいよ」といったコメントも。

『作り置き、市販品、他の家族と共通のおかず(味付けは別)で、まさに今乗りきっている。今日は家族のおかずで使う鮭から1切れもらい、大根と一緒に煮た。さらにご飯も入れれば、雑炊のできあがり!』

具体的なおすすめメニューを教えてくれたママも多数。投稿者さんのところと同じ離乳食時期のママたちからの声は、とくに参考になりそうですね。 今日から末っ子の3回食をスタートしたという方もいて、「大人のご飯に使った野菜を取り分けて柔らかくしたものに、豆腐と和風あんかけ(粉末)を混ぜた。朝はパンとヨーグルト、バナナだけでもいいよ。ママもラクしながら進めていこう!」とエールをくれました。

偉大すぎる市販のレトルト!上手に使って手抜きしよう

なにより目立ったのが、市販のレトルトをおすすめするコメントです。

『調理や片付けに追われる時間より、子どもと接する時間のほうが大切。と、自分に言い訳して便利なレトルトやフリーズドライに頼ったよ』

おすすめ理由として、「茹でてもなかなか柔らかくならないニンジンも、レトルトなら理想的に柔らかい」といった利便性から、「自分が作ったもので喉をつまらせたらと不安で、ずっと市販品ばかりだった」というものまで。自分ではなかなか調理しにくい食材が入っていたり、月齢別になっていてわが子に合わせた固さがわかりやすかったりと、離乳食期の子を育てるママたちにとってのベビーフードは、まさに"神"です! 「元気がないときはレトルトを頼って」「頑張らなくていいんだよ」といった投稿者さんへの励ましもたくさん寄せられました。

『長子のときは途中まで自力で頑張っていたけど、レトルトに頼ったら気持ちがすごくラクになった。下の子たちもレトルトばかり。全員元気に育っているよ』

レトルト食品ばかりで成長に弊害がないか心配かもしれませんが、複数のママたちが「もう高校生だけど、何も問題ない」「平均身長は超えたし、身体も丈夫。中高皆勤賞だよ」などと教えてくれました。 なかには「レトルトを絶対食べてくれないタイプの子で苦労した」というママ、「私は楽しかったよ。裏ごしした食材とかを全部冷凍して、その組み合わせで献立考えるのも楽しみだった」というママも。ママも子どももそれぞれなのでもちろん一概には言えませんが、悩んでいるなら試してみる価値も大いにアリ。罪悪感を抱く必要はありません。

『うちは離乳食が終わったあとに偏食が始まって大変だった』

離乳食という大きな山を乗り越えても、偏食や食べ遊び、少食に過食など、子どもの食事にまつわる悩みは続きます。まずは肩の力を抜き、目の前にあることを無理せず頑張っていきましょう!


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