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【おしごとストーリー】銀座コージーコーナー初のプレミアムギフトブランド「SAVOIRFAIRE・CHARITES・lastnote」に携わる人々

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◆【おしごとストーリー】銀座コージーコーナー初のプレミアムギフトブランド「SAVOIRFAIRE・CHARITES・lastnote」に携わる人々

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隠れたロングセラーや、実は社員に人気…。“中の人”だからこそ知る、名品たちの秘密や魅力を編集部がインタビューしていく「おしごとストーリー」。今回は、2024年11月に誕生した「SAVOIRFAIRE(サヴォアフェール)」「CHARITES(カリテス)」、「lastnote(ラストノート)」の企画・開発に携わる木村剛征さんと下山田亜紀子さんが登場。ほかにはない商品の開発に挑戦し続ける、2人の熱い思いを語っていただきました。

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木村剛征さん 商品開発部本部長。1995年入社以来、店舗での店長経験や工場での修業期間を経て2003年に本部へ。以来、商品企画に携わる。スイーツ好きゆえ、銀座コージーコーナーへの愛も強い
創業100周年を見据え、新しい視点でものづくりに挑戦
戦後間もない1948年の創業以来、さまざまなお菓子を開発、販売している銀座コージーコーナー。看板商品の「ジャンボシュークリーム」をはじめ、一度は食べたことがあるという人も多いはず。

新卒入社から銀座コージーコーナー一筋という木村さんは、創業から75年の節目を迎えた2023年に改めて自社の歴史を振り返り、「新しいことに挑戦したい」と考えたという。「以前から100年続く企業に育てたいと思っていました。同じことを続けているだけでは、どんどん衰退していく。永続的に愛されるために新しいチャレンジが必要だと考えたのです」

そこで白羽の矢が立ったのが、異業種から飛び込んできた下山田さん。「ずっと同じ会社で働いている私にとって、新しいことをはじめようにも、なにから手を付けていいかわからない。そこで、感性が豊かで、客観的な判断ができる下山田さんに声をかけました」実は木村さんは、下山田さんが入社するときから「自分にできないことができそうだ」と感じていたのだとか。

「私もきっと面白いものができると思いました。お菓子はもちろん、パッケージや、遊び心のあるストーリーなど、これまでの銀座コージーコーナーにはないブランド作りに取り組みました」と下山田さん。

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下山田亜紀子さん 経営戦略本部所属。アパレル業界をはじめ、異業種でのプロダクトプランニング/ブランディング業務に従事し、2020年に中途入社。現在は3ブランドの企画開発に加え、全体のPR業務などコーポレートブランディングにも携わっている
贈る相手の笑顔が思い浮かぶ。個性豊かな3ブランドが誕生
こうして近年の「ギフト」需要の高まりなども受けて誕生したのが、「SAVOIRFAIRE」、「CHARITES」、「lastnote」の3ブランド。「これまで銀座コージーコーナーといえば“生菓子”が主流でしたが、手みやげや差し入れ、大切な方へのギフトにも使ってもらえるような、プレミアムなギフトブランドを立ち上げました」

「SAVOIRFAIRE」は、フランス語で靴やバッグなどメゾンの職人技を意味する言葉。フィナンシェの上にマロンクリームを絞り、マロンを飾った「シャティーモンターニュ(焼きモンブラン)」や、りんごのおいしさを閉じ込めた「タルトタタン」などを展開。どれも職人の繊細な技とプライドが詰まった、気品あふれるおいしさ。

仲良し女神の三姉妹がスイーツを取り合う世界観が表現されている「CHARITES」は、色とりどりの花であふれるパッケージや、女神たちの手が描かれたショッパーにも注目。スティックケーキやエンゼル型フィナンシェ「フルールドロン」とお菓子もカラフル。

まるでコスメのような佇まいの「lastnote」では、焼き菓子工場の無機質な空間に漂う、バターや小麦の甘く豊かな香りを表現。ラングドシャやフィナンシェなど、王道だからこそ何度でも食べたくなる焼き菓子が揃い、どの商品も香りを連想する名前が付けられているのも印象的。

「あえて“銀座コージーコーナーらしくない”ラインアップにしています。それぞれの世界観を楽しんでもらえたら」と下山田さんは話す。

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色とりどりの花であふれる華やかな『CHARITES』はトレンドに敏感で、おしゃれな友人などに渡したい
まだまだ銀座コージーコーナーの挑戦と成長は止まらない!
下山田さんによると、今後はさらに商品を増やすほか、ユニークなコラボレーションなども企画しているそう。「まだ世の中にはないもの、おいしくて楽しいお菓子をたくさん作っていきたいです。ぜひこの3つのブランドを通して、選ぶ・あげる・もらう楽しさを体験していただけたら」

まだまだスタートしたばかりの3ブランド。手探りだったり、課題も多いけれど「今動かなければ、何も変わらない」と木村さんは繰り返す。「これまでの歴史を振り返ってみても、会社が大きくなるタイミングにはすべてチャレンジがありました。『今までこうだった』とか、『当社ではできない』という固定観念を持たず、銀座コージーコーナーを日本一の洋菓子専門店にするために、挑戦し続けたいです」

3ブランドのますますの成長と、銀座コージーコーナーの挑戦から目が離せない。

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