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新幹線に+2000円で“別世界“ 800円の値上げにも「むしろお得」 人気のサービスとは

Shizuoka

東海道新幹線に設けられた「S WORK Pシート」

■東海道新幹線の「S WORK Pシート」 5月15日から値上げ

東海道新幹線のビジネスパーソン向け「S WORK Pシート」が5月15日から値上げされる。通常の指定席料金に追加料金2000円が必要になる。800円の値上げにもかかわらず、利用者からは「むしろお得」との声も上がっている。

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東海道新幹線では、働く場所を選ばないワークスタイルに対応するため「S WORK車両」を導入している。車内で利用できるWi-Fiと比べて約2倍の通信容量があり、接続時間の制限もないため、移動中も気兼ねなくモバイル端末を使ったり、ウェブ会議をしたりできる。

「S WORK P車両」の一部には、3人掛けシートの中央座席にパーティションを設置して2人で広々と利用できる「S WORK Pシート」も設けられている。テーブルが手元にスライドさせると傾くように改良されており、ノートパソコンやタブレットでの作業がしやすい。

「S WORK Pシート」は2023年10月にスタートし、“お試し価格”として追加料金を1200円で提供してきた。サービスが定着してきたことから、JR東海は5月15日乗車分から追加金額を800円値上げして2000円とする。

物価高が叫ばれる中、800円の値上げは懐に響きかねない。だが、理解を示す乗客は多い。実際に「S WORK Pシート」を利用した人は「かなり広く感じるし、Wi-Fiのストレスが軽減した。1.5人分の座席を使っているので、プラス2000円でもお得感がある」と話す。

他にも、「移動中に仕事ができて、2000円の追加料金なら会社の経理も納得してくれるはず」、「パソコンを使わなくても、ゆったりと過ごしたい人や動画を見たい人もいる。ビジネス以外のニーズもある」といった声がある。

「S WORK Pシート」は東海道・山陽新幹線(16両編成)の7号車(普通車指定席)が対象となっている。EXサービス、駅窓口や指定席券売機で購入可能。指定席料金に2000円の追加料金がかかる。

(SHIZUOKA Life編集部)

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