【速報】静岡学園が3年ぶり8強入り!加藤の先制弾、篠塚の3戦連発弾で高川学園(山口)に2-0<全国高校サッカー選手権3回戦>
第103回全国高校サッカー選手権は1月2日、3回戦8試合を行った。5年ぶり3度目の全国制覇を狙う静岡学園(2年連続15度目出場)は浦和駒場スタジアムで高川学園(山口、6年連続30度目出場)と対戦。2-0で破り、8強入りを決めた。準々決勝の相手は東福岡に決まった。
静岡学園は1、2回戦から先発3人を入れ替えてスタート。故障で先発を外れていたJ1川崎内定の右サイドバック野田裕人(3年、FCディバイン)が先発復帰した。
前半は押し込みながらもゴールを奪えなかった。9分にフリーキックから岩田琉唯(1FC川越水上公園)、25分に原星也(静岡学園中)のサイドアタックから加藤佑基(奈良YMCA)がシュートを放つなどゴールに迫るシーンはあったが、体を張った相手の守備に阻まれた。
先制点は後半4分のロングカウンターから。今大会初先発の加藤佑基(奈良YMCA)が自慢のスピードで最終ラインの背後に飛び出すと、前に出てきたGKもドリブルで抜き去り、左足で無人のゴールに流し込んだ。
試合終了間際にはスルーパスに反応したMF篠塚怜音(ジェフユナイテッド市原・千葉U-15)が落ち着いて蹴り込んで3戦連発。試合を決めた。
東福岡との準々決勝は1月4日午後2時10分からUvanceとどろきスタジアムで行われる。静岡学園は東福岡とプレミアリーグWESTで今季2度対戦。4月のアウエー戦は0−1で敗れ、11月のホーム戦では0−0のドローだった。
<川口修監督コメント>
「高川学園の守備ブロックが強力でなかなか進入できず、点を取るのが難しいゲームだった。ぜひもう一つ勝って国立競技場のピッチでサッカーがしたい」
静岡学園先発メンバー
GK
有竹拓海(2年、FC東京U-15深川)
DF
関戸海凪(3年 静岡学園中)
岩田琉唯(3年 1FC川越水上公園)
野田裕人(3年 FCディバイン)
鵜沢浬(3年 清水ジュニアユース)
MF
原星也(3年 静岡学園中)
天野太陽(3年 大阪市ジュネッスFC)
堀川隼(3年 VIVO FC)
加藤佑基(3年 奈良YMCA)
篠塚怜音(2年 ジェフ千葉U-15)
FW
乾皓洋(3年 高石中央FC)