姫川図書之助(市川團子)の真っすぐな眼差しと凛々しい姿のスチール写真が公開 屈指の名作『天守物語』が上演
2024年12月3日(火)~26日(木)歌舞伎座にて行われる、『十二月大歌舞伎』の第三部では、文豪・泉鏡花の戯曲のなかでも屈指の名作とされる『天守物語』が上演される。この度、姫川図書之助を勤める、市川團子のスチール写真が公開された。
『天守物語』は、白鷺城(姫路城)の天守閣にまつわる伝説をもとに、天守閣の最上階に棲む美しく気高い天守夫人・富姫と、若き鷹匠・姫川図書之助の恋が描かれる夢幻の物語。
今回は、演出をする玉三郎が本興行では平成26(2014)年以来10年ぶりに富姫を勤め、市川團子が初役で姫川図書之助を勤めることでも話題となる舞台。
今回、公演に向けて撮りおろした團子演じる図書之助のスチール写真が公開。図書之助は、昭和40(1965)年1月日生劇場にて、團子の祖父にあたる二世市川猿翁(三代目猿之助)も勤めた所縁ある役。團子は祖父・猿翁の写真を傍らに置き、時折じっと写真を見つめてスチール撮影に臨んだ。團子勤める図書之助の真っすぐな眼差しと凛々しい姿に、公演への期待が高まる。