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6LDKのおしゃれな間取り14選|2階建ても平屋もまとめてご紹介

リブタイムズ

6LDKのおしゃれな間取り14選|2階建ても平屋もまとめてご紹介

「6LDKの間取りをおしゃれにデザインしたい」

「しかし、6LDKは部屋数も多く広いため、間取りをおしゃれに計画するのが難しそう」

このようにお悩みではないでしょうか。

そこで今回は広い家づくりの参考になる、6LDKの2階建てや平屋のおしゃれな間取りをまとめて14選でご紹介します。

おしゃれな実例から6LDKの間取りをデザインするポイントや家事動線の工夫をチェックしてみてください。

6LDKの間取りとは?

「6LDKの間取りは何人家族に向いている?」

「6LDKの2階建てや平屋はどのくらいの広さが必要?」

まずは6LDKの間取りについて、基本的なポイントを確認しておきましょう。

6LDKの間取りは人数の多い家族向き

6LDKとは、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)のほかに部屋が6つある間取りです。日本の住宅で一般的な3~4LDKの間取りよりも2~3部屋多いことから、人数の多い家族や二世帯住宅向きの間取りといえるでしょう。

5人家族で6LDKの場合、夫婦の寝室と子ども部屋を3室設けても2部屋、夫婦の寝室を分けても1部屋余裕があります。6人家族であれば、全員が個室を持つことも可能です。部屋数に余裕がある場合は、和室やスタディルーム、趣味の部屋などを設けて楽しむこともできます。

ただし、家族構成やライフスタイルが変わると家族にとって適した間取りや部屋割りも変わります。6LDKの間取りは建築時点だけでなく将来の見通しを持ち、柔軟に対応できるようデザインしましょう。

5人家族が快適に暮らせる間取りの考え方や実例はこちらを参考にしてください。
>>5人家族におすすめの間取り実例5選!快適な広さや間取り、注意点も解説

6LDKに必要な延べ床面積は?

6LDKは部屋数が多く圧迫感が出やすいため、おしゃれで開放的な間取りにするにはある程度広い土地が必要です。

6LDKの間取りにする場合、2階建てでは延べ床面積で45~50坪(約148~165平方メートル)を確保する必要があります。平屋の場合はさらに広く、50~60坪(約165~198平方メートル)の延べ床面積が必要です。

2022年度のフラット35利用者調査によると、注文住宅の延べ床面積の全国平均は約37坪(122.8平方メートル)でした。6LDKに必要な延べ床面積は平均的な住宅と比べてかなり広くなるため、家事動線が長く複雑にならないよう、部屋の配置にも工夫が必要です。

 参考:2022年度フラット35利用者調査

【2階建て】6LDKのおしゃれな間取り11選

6LDKの2階建てと平屋のおしゃれな間取りを合計14選ピックアップしました。

まずは、2階建て11選をご紹介します。

実例1.吹き抜け玄関が開放的でかっこいい6LDK|趣味部屋や家事動線にも注目

玄関の開放的な吹き抜けの効果で、一層広く豪華に感じられる55坪の2階建てです。


1階はLDKからウォークインクローゼット、水回りを回遊できる便利な家事動線。そのまま玄関に向かえるので、忙しい朝の身支度からお出かけまでがスムーズです 和室は玄関からリビングを通らず入れるため、扉を閉めて客間として使えば、キッチンやリビングの生活感を見せずに済みます。

実例2.プライベートな空間も共有スペースも充実した6LDKの2階建て

吹き抜けの効果で16畳のLDKに開放感をプラスした6LDKの2階建てです。

夫婦の寝室が10畳、3つの個室は7畳と、プライベートな空間が広めにつくられています。また、1階にはLDKにつながる和室、2階には吹き抜けからLDKを見渡せるフリースペースがあるなど、自由度の高い空間も充実。

家族それぞれが開放的でおしゃれな空間で自分の時間や趣味を追求しやすい間取り例です。

実例3.3室の和室が20畳の大広間になる6LDKの2階建て

襖や引き戸で仕切れば3部屋、開放すれば畳敷きの大広間になる和室が特徴的な間取りです。

和室は子ども部屋や勉強スペースにしたり高齢の親世帯の生活スペースにしたりできるため、自由度の高さが魅力です。仕切りを取り払えば家族や親戚の集まり、友人を招くパーティーやイベントなど、幅広い使い方ができるでしょう。

実例4.吹き抜けのある開放的な6LDK|家事ラク動線や生活時間帯の違いに配慮した間取りも注目

吹き抜けリビングの上に設けたスタディスペースからLDKを見下ろせる、開放的な間取りです。

キッチン横に水回りを集中的に配置して、家事ラク動線を実現。洗面所はサンルームとウォークスルータイプのクローゼットにつながっているため、洗う・干す・取り込む・しまうの一連の作業がスムーズに行えます。

サンルームは、仕事の都合で夜干ししたい家庭にもおすすめです。生活時間帯の異なる家族の寝室は1階に設けると、帰宅時に寝ている家族を起こさずに済みます。

実例5.動線の工夫で家事や足腰の負担を軽減し、開放的な気分で暮らせる部分共有型二世帯住宅

吹き抜けのある和室つきの広々としたLDKが魅力的な、部分共有型の二世帯住宅です。

キッチンの隣に洗面・脱衣所を配置することで、家事動線を短くしています。さらにキッチンとダイニングテーブルを横一列に並べる横長レイアウトを採用し、配膳や片付けの負担を軽減。

親世帯の寝室は、扉を開けると和室と一間続きになります。移動の負担を軽減できるとともに、開放的な気持ちで日中を過ごしてもらえることでしょう。

実例6.オンとオフを切り替えやすい間取りや空間の使い方が参考になる2階建て

1階は和室を含めると約30畳のLDKが広がる2階建てです。間取りはオンとオフ、集中とリラックス、勉強と遊びを切り替えやすいよう工夫されています。

LDKは和室を中心にキッチン・ダイニングとリビングを分けて配置。大人も子どもも、食事の時間は食べることに、リビングではテレビや会話に集中する習慣が身につきやすいレイアウトです。

また、集中して勉強するときはそれぞれの部屋で、休憩したり兄弟と遊んだりしたいときは和室を使えます。スタディスペースでは一緒に本を読んだり、勉強を教え合ったりすることもできるでしょう。

実例7.プライベートにもビジネスにも柔軟に使える個室を設けた間取り

1階は和室つきLDKを中心に家族や知人が集いやすく、2階にプライベートルームや書斎を配置した6LDKの2階建てです。

1階には多用途に使える個室を設けているため、家族人数やライフスタイルの変化にも対応できます。フリーの個室は生活空間を通らずに玄関から直行できるため、ビジネスにも使いやすいでしょう。トイレや和室も近いため、子どもが増えたり、高齢の親を迎えたりしたいときには寝室として使えます。

実例8.延べ床面積68坪の6LDK|LDKも個室も開放感たっぷりの2階建て

延べ床面積が68坪の2階建てであれば、LDKはもちろん、寝室や個室にもゆとりと開放感があります。

LDKは30畳の大空間、主寝室は10畳、3つの個室は7~9畳の広さです。余裕のある空間には大きな家具を置いても映えるため、重厚感のあるおしゃれな海外風のインテリアも楽しめるでしょう。

実例9.部屋数が多くても個室は広々|洗濯動線が便利な部分共有型の6LDK

1階に親世帯、2階に子世帯が暮らせる部分共有型の二世帯住宅です。部分共有型はLDKや設備が1つで済み、その分個室やLDKを広くできます。

LDKや水回りなどの共有部分は階段近くに配置。親世帯の生活や睡眠を妨げることなく身支度や入浴、洗濯などができます。広い和室つきLDKでは一緒に家事や食事をしたり、孫と遊んだりして楽しめるでしょう。

洗濯動線も工夫されており、2階のバルコニーに干して取り込んだら、そのままウォークインクローゼットにしまえて便利です。

実例10.完全分離でも和室で交流しやすく居心地のいい6LDK二世帯住宅

6LDKの完全分離型二世帯住宅です。互いの個室に生活音が響きにくいよう、1階と2階で水回りやLDKの位置を揃えています。玄関付近に親世帯との連絡通路を設けているため、買い物のサポートや介護が必要になったときも便利です。連絡通路を入ると広く使える和室があり、孫を遊ばせたり、子世帯や親戚と団らんしたりと、交流しやすい間取りになっています。
 
玄関上はウォークインクローゼットにしているため、声が響きやすい来客時も気にならずに済むでしょう。

実例11.店舗兼住居にも|家族との距離感がほどよい、吹き抜けのある2階建て

1階は家族や友人との団らん、2階はプライベートな個室と階層ごとの機能を考えて設計された2階建てです。それぞれのプライバシーを尊重しつつ、リビングの吹き抜けから2階の空間とコミュニケーションがとりやすいよう工夫されています。

夫婦の寝室と子どもの個室3部屋に加えて、1階の玄関横にもう1室設けています。1階の個室はトイレも近いため、ゆくゆくは高齢の親を迎えることも可能です。また、住居空間を通らず出入りできるため、店舗兼住居としても活用しやすいでしょう。

【平屋】6LDKのおしゃれな間取り3選

平屋の中でもL字型やコの字型は長方形のI字型と比べて空間を機能的に仕切りやすいため、部屋数の多い6LDKにおすすめです。

6LDKのおしゃれな平屋の間取り3選をご紹介します。

実例12.子どもの成長やライフスタイルの変化に対応しやすい6LDKのL字型平屋

子どもが多くても、年齢差や性別に配慮して柔軟に部屋割りしやすい間取りのL字型平屋です。

子どもが小さいうちは夫婦の寝室や和室で一緒に寝られます。受験生は勉強に集中しやすいよう、にぎやかなLDKから離れた奥の部屋がおすすめです。サークルやアルバイトで忙しい大学生や仕事で早朝や深夜に出かける家族は、ほかの家族に配慮して玄関付近の部屋を使うとよいでしょう。

一般的に平屋の構造はLDKからの声や生活音が響きやすくなりますが、対策として個室との間に共有スペースや収納空間を設けているのもポイントです。

実例13.同居型二世帯住宅にも|生活時間帯の違いにも対応しやすいL字型平屋

LDKを挟んでエリアで個室を分けた、L字型の平屋です。生活時間帯の違いによって部屋をL字の両端に振り分けると、互いのライフスタイルを尊重しながら暮らせます。玄関と直通の部屋であれば、深夜に帰宅しても就寝中の家族の睡眠を妨げずに済むでしょう。

また、親世帯の介護で同居が必要になった場合は、主寝室や和室を使ってもらうと、LDKから見守りやすいでしょう。

実例14.家族一人一人が個室を持てる6LDK|プライベート重視のL字型平屋

6LDKであれば、夫婦と子ども5人分の個室、または夫婦それぞれと子ども4人分の個室を確保することができます。

こちらの間取りは、一部屋当たりの床面積は小さめでも、それぞれがプライベートな空間を持ちたい家族におすすめです。開放的なLDKを中心にぐるりと個室が配置されており、団らんとプライベートな時間の両方を楽しめるでしょう。

防音対策として、個室のLDK側に収納を設けています。書斎は寝室の中に設けることで、仕事に集中しやすいでしょう。

まとめ:実例を参考に6LDKの間取りをおしゃれに計画しよう!

6LDKは人数の多い家族向けの住まいで、平均的な住宅よりも広い延べ床面積や土地面積が必要です。部屋数も多いため、間取りを計画する際は家族構成やライフスタイルの変化を見通して、柔軟に対応できるよう計画することが大切です。

この記事ではたくさんの実例を通して、6LDKの間取りを計画するポイントをご紹介しました。実例でおしゃれな6LDKの間取りや暮らし方のイメージをつかみ、家づくりの計画に活かしてみてください。

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