天平衣装で「天武忌」 名張市夏見の福典寺で9月8日 行列参加者募集
三重県名張市の国史跡・夏見廃寺の近くにある同市夏見の「福典寺」(坂東瑞祐住職)で9月8日午前10時から、天武天皇をしのぶ追善法要「天武忌」が営まれる。同寺は、天平衣装を身に着ける行列の参加者を8月31日まで募集している。無料。
夏見廃寺は、天武天皇の皇女で初代斎王の大来皇女(おおくのひめみこ)の発願で建立された「昌福寺」に当たるとされ、2025年で建立後1300年を迎えるという。福典寺は、節目の年に向け昨年から追善法要を始めた。
当日は天平行列や篠笛演奏、秘仏開帳などがある。天平行列は昨年より規模を広げる。
行列の参加は小学生以上が対象で、募集人数は30人。
申し込み、問い合わせは坂東住職(090・3109・4217=午後7時以降)へ。