【ツウが教える】いま日本のネットで話題の韓国ドラマ5選のナゼまとめ
新作が続々と登場している韓国のドラマ界。入れ代わり立ち代わり、韓ドラファンを楽しませてくれる。
しかし多すぎて、一体どの作品が熱い視線を浴びているのか分からないことも。
そこで本記事では最近、検索サイトやSNS上で検索量が増加した話題の韓国ドラマを5つピックアップ。なぜ、多くの人の関心を引いているのか、気になるポイントの一部をまとめて紹介する。
すでにお目見えされたあのヒット作から現在配信中のもの、日本に上陸するかまだ分かっていないものまで様々。
あなたの”気になるリスト”に加えてみてはいかがだろうか。
(図)Danmee 日本の韓国ドラマファンが厳選!爽やか韓流代表 パク・ボゴム出演ドラマ
君は天国でも美しい (JTBC/2025)
『君は天国でも美しい』は、Netflix(ネットフリックス)公式ブログ(2025年5月1日)で、「2025年春の感涙作」として紹介され、グローバルトップ10入りした作品。天国で30代に若返った夫(ソン・ソック扮)と、80歳の妻(キム・へジャ扮)が繰り広げるヒューマンラブストーリーだ。
拗ねたり嫉妬したりする妻と、そんな彼女の機嫌を一生懸命とる一途な夫の姿に魅了されている人が多く、年齢差を感じさせないユニークな夫婦の姿も話題に。
キム・へジャのピュアでキュートな演技はもちろん、大人の色気溢れるイメージの強かったソン・ソックの演技変身も熱い視線を浴びており、「ソン・ソックの新境地」や「沼落ち確定」との声も上がっている。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年5月7日現在):Netflix
おつかれさま (Netflix/2025)
『おつかれさま』は、IU(アイユー)&パク・ボゴム主演のヒューマンドラマ。済州島で生まれた主人公2人をメインに、人生の悲哀こもごもを描いた感動作だ。
今年3月28日に最終話を迎えたものの、いまだ熱い視線を浴びているのは、ゴールデンウィーク中にリピート視聴が増えたかのよう。ロス勢のなかには、X(旧ツイッター)で感想を共有している人もいる。
主演2人による文句のつけようがない抜群の演技と両者が生み出すケミストリー、そして本作のメインストーリーである家族の絆が大好評を得ており、なかには済州島の美しい風景に感動したという意見も。世代を超え、多くの人の心を鷲掴みにしている。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年5月7日現在):Netflix
憎たらしい恋 (tvN)
『憎たらしい恋』(原題:얄미운 사랑)は、韓国で10月27日に初回放送を迎える予定のロマンスコメディー。”メロ職人”になりたい刑事専門俳優と、政治部から芸能部に左遷された芸能記者のドタバタ劇だ。
演技力に定評のあるイ・ジョンジェ&イム・ジヨン主演作であることから、キャスティング発表の段階から話題を集めており、特に15年ぶりにラブコメに帰ってくるイ・ジョンジェに、ドラマファンは大きな期待を示している。
日本でも好評を得た『わかっていても』(JTBC/2021)や『グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~』(SBS/2024)のメガホンをとったキム・ガラム監督と、『医師チャ・ジョンスク』(JTBC/2023)のシナリオを担当した脚本家チョン・ヨランがタッグを組んだ作品という点も、話題を集めている理由のようだ。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年5月7日現在):未定
ゆっくり強烈に (Netflix)
『ゆっくり強烈に』(原題:천천히 강렬하게)は、2026年公開予定の1960~1980年代の韓国芸能界を背景にした成長ありヒューマン要素ありのNetflixオリジナルシリーズ。成功を夢見て全力投球した者たちの激しい物語だ。
韓ドラ人気を先頭に立って牽引するコン・ユとソン・ヘギョを主演作というだけでも目を引くが、そこにチャ・スンウォンやイ・ハニまで出演することが分かっており、制作費はなんと753億ウォン以上が投入されたのだとか。豪華キャストはもちろん、スケールの大きい作品としても期待を寄せられている。
脚本は、『大丈夫、愛だ』(SBS/2014)や『私たちのブルース』(tvN/2022)を手掛けた韓国が誇る脚本家ノ・ヒギョン作家が担当しており、今度はどのような物語を紡ぎ出してくれるのか、公開を楽しみにしている人も多いようだ。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年5月7日現在):未定
21世紀の大君夫人 (MBC)
『21世紀の大君夫人』(原題:21세기 대군부인)は、2026年に韓国で放送される予定のラブストーリー。21世紀の立憲君主制の韓国を舞台に、財閥だが身分が平民のヒロインと、王の息子だが何も手に入れることができない悲しい男性の恋物語だ。
現代に王族がいたら? という設定にしている点が新鮮だと関心を集めており、『ソンジェ背負って走れ』(tvN/2024)で一躍スターの仲間入りを果たしたピョン・ウソクと、前出の『おつかれさま』でさらに女優としての実力を見せつけたIUのケミストリーを楽しみにしている人もいるよう。
本作同様、立憲君主制を題材にした作品といえば大ヒット作『宮〜LOVE IN PALACE』(MBC/2006)が有名だが、 皇太子役を演じたチュ・ジフンを超えられるのか、ピョン・ウソクの演技に関心を寄せる声も上がっている。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年5月7日現在):未定
(ライター/西谷瀬里)