緑区NPO 飲食店起業家を支援 相模湖 「初年度無償で」
入居者募集
相模湖近くで飲食店をはじめてみませんか―。NPO法人ふれあい自然塾(緑区西橋本)は7月に開所する「屋台村」の入居者を募集している。飲食店の開業を志す人が対象で、初年度の費用は無償という。
同法人は「自然と人とのふれあいを通じて情操教育の向上に寄与する」ことを目的に自然生活体験事業などを展開してきた。一方、昨年はまちづくり支援事業として緑区与瀬にサービス付き高齢者向け住宅「ふれあいの杜さがみ湖」をオープン。今回の飲食店起業家支援もその一環という。「初期投資を低く抑えられる環境を提供することで、これから飲食店を始めようとしている人を支援したい。飲食店がにぎわうことで地域を活性化できれば」と担当者は話す。
調理設備付帯
出店場所はふれあいの杜さがみ湖の隣り。付帯設備は冷蔵庫、コンロ、テーブル、椅子等。契約は原則最長3年間で出店に際しては審査がある。費用は実費負担の水道光熱費を除き、初年度は無償となる。それ以降の更新は条件の見直しあり。
同法人は5月中旬より出店希望者との個別説明を開始。出店は7月15日を予定している。「チャレンジ精神で応募をしていただきたいです」。問い合わせは【電話】042・774・8690((株)アルプス技研経営企画部経営企画・IR課)。