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大阪メトロ、森之宮車両工場跡地に未来の交通を体験できるテーマパーク「e METRO MOBILITY TOWN」 2025年に期間限定で開設 一部エリアは11月先行オープン(大阪市城東区)

鉄道チャンネル

Osaka Metroは大阪市城東区の森之宮車両工場跡地を暫定利用し、未来モビリティ体験型テーマパーク「e METRO MOBILITY TOWN(イーメトロ モビリティ タウン)」を期間限定で開設します。

施設は「『未来の暮らし』をテーマに未来の大阪にある交通や生活を遊びながら楽しく学べる『未来モビリティ体験型テーマパーク』」という位置づけ。大阪・関西万博にあわせて開業し、万博の盛り上げや大阪の発展に向けた機運醸成を目指します。

4つのパークエリアを整備

施設内には都市型MaaS構想「e METRO」を表現する4つのパークエリアを整備します。

「ミライ体験エリア」……2024年3月に引退した中央線の20系の車両を活用し、5つのバーチャル体験アトラクションで未来の暮らしとモビリティが体感できるエリア。

「EV・自動運転バスエリア」……最新技術を駆使した自動運転バスに乗車し、未来の交通システムを楽しめるエリア。

「EVカートサーキットエリア」……環境にもやさしく騒音も少ないEVカートで本格的なレーシングを体験できるエリア。

「空飛ぶクルマエリア」……空飛ぶクルマの世界が体験できるエリア。

開業期間は2025年1月中旬~2025年10月下旬までの予定ですが、EV・自動運転バスエリア、EVカートサーキットエリアは2024年11月30日(土)に先行オープンします。入場料は有料ですが、料金は未定です。

自動運転レベル2のバス商用運行

注目したいのが森之宮エリアを周遊する自動運転レベル2のバス商用運行です(※認可申請中)。

将来の自動運転レベル4走行を見据えたもので、Osaka Metroは施設へのアクセスと森之宮エリアの周遊性の向上、自動運転の社会実装に向けた取組みと位置付けます。

同社によれば、三大都市圏の市街地で長期間(約1年)商用運行を行う大型の自動運転バスは初めてとのこと。

◆自動運転バス運行 詳細

[運行期間]
2024年11月上旬~2025年10月下旬(予定)

[運行エリア]
①大阪城周回ルート(主なバス停留所名を表示)
京橋駅前~大阪城西部(大阪城大手前・馬場町)~森ノ宮駅前~大阪城東部(中道・UR森之宮・モビリティタウン)~京橋駅前(1周約80分)
②京橋駅前~e METRO MOBILITY TOWNシャトルルート
京橋駅前~モビリティタウン(1往復約30分)

[運賃]
大人210円/小児110円

[走行時間帯]
8時~20時(詳細検討中)

(画像:Osaka Metro)

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