西武が前ソフトバンクの仲田慶介を育成で獲得、今季一軍初出場のスイッチヒッター
広池浩司球団本部長「今のライオンズにいないタイプ」
西武は24日、前ソフトバンクの仲田慶介内野手(25)と育成選手契約を締結したことを発表した。背番号は140。
仲田は福岡大大濠高から福岡大を経て2021年育成ドラフト14位でソフトバンクに入団。走攻守のバランスが取れたスイッチヒッターとして2024年に一軍初出場を果たし、24試合に出場して打率.214の成績を残したが、オフに戦力外通告を受けていた。
仲田は「期待していると言っていただいて、改めて頑張りたいと思いました。泥臭いプレーが持ち味なので、それを春季キャンプからしっかりアピールして支配下登録を勝ち取り、レギュラー争いに加わっていきたいです」とコメント。
広池浩司球団本部長は「投手と捕手以外、すべてのポジションを、高いレベルで守ることができるユーティリティプレイヤーです。球際に強く、両打ちでガッツのある仲田選手は今のライオンズにはいないタイプです。どんどんアピールして、チームに良い刺激を与える存在になってくれると期待しています」と獲得の意図を説明した。
今季91敗を喫して最下位に終わった西武は西口文也監督が就任した来季へ向け、元オリックス、日本ハムの黒木優太を獲得するなど戦力整備を進めている。
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記事:SPAIA編集部