Yahoo! JAPAN

<図々しいマイホーム計画>ついに夫婦の夢叶う~と思ったのに旦那の態度がおかしくて?【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私はソノカ。旦那のケイタと1歳の娘と暮らしています。私は結婚をしたらマイホームを建てるのが夢でした。子どもの頃に育ったのは、祖父母の家の隣に私の両親が建てた家があるという敷地内同居の環境です。もし私が建てるなら間取りはどうしようか、キッチンは対面がいいかアイランドがいいか、そんなことをワクワクしながら考えたものです。私たち夫婦の経済状況では新築一戸建ては夢でしかなかったのですが、ある日突然チャンスがやってきて……。

祖父母の家は木造で平屋。実家のすぐ隣に建っていますが、おばあちゃんが亡くなってからは誰も住んでいません。ひとまず父が相続してそのままの状態になっていました。母からの提案を話してみると、旦那も乗り気です。

家を建てる話をすすめていると、義実家から現金を生前贈与したいという申し出がありました。お義兄さんたちにも平等に援助したという話なので、旦那に断る理由などありません。私たちはマイホーム建築に向けて幸せいっぱいだったのですが……。

私たち家族に、実家の隣に住むのはどうかと提案してきた両親。おばあちゃんが住んでいた古い家屋を壊して、新しい家を建てたらいいと言ってくれたのです。ここなら夢だったプールもBBQも近隣の苦情を気にすることなくできるでしょう。それに家を取り壊すお金も出してくれるなんて、本当に感謝しかありません。 さらに義両親が家を建てるお金を負担してくれると申し出てくれたのです。まわりの援助によって、思いがけずマイホームの夢が実現できることになりました。私たち夫婦はありがたく双方の両親からの援助を受け取ることにしたのですが……。家の間取りや内装をめぐって、なぜか旦那が頑なな態度になってきたのでした。

「全部任せて」「金を出すのは俺」え、私の意見は……無視?

私は旦那と違って在宅勤務もあるため、自宅にワークスペースがほしいです。けれど旦那は「誰が金を出すと思っているの?」の一言で、私の希望など全て却下。間取り図やカタログを見ながら楽しそうにブツブツ言っています。

私だってマイホームに憧れがあったのに……。間取りの希望だってあるし、キッチンはこうしたいとか考えているのに……。旦那が勝手に決めたマイホームなんて、私の家なんかじゃありません。そんな家に住みたいとは思えません。

私はただ自分の家がほしかったんじゃありません。自分が納得いくような間取りを考えて、使い勝手のいい愛着のあるマイホームが建てたかったのです。旦那がひとりで考えた家は、賃貸で家を借りるのと変わりません。そりゃあ、お互いの理想が違うから意見がぶつかって、どちらかを優先させることもあると思っていました。しかし床の色、ドアノブの形、そういった細かいところまでひとつも私の意見を聞かないとは思わなかったのです。 こんな状態なら、おばあちゃんの家を壊さずにそのまま住む方がマシです。私は思わず旦那に「こんなマイホームならいらない!」と叫んでいたのでした。

希望叶わないなら「建てたくない」義母に訴えてみると……?

私にしてみれば義実家の生前贈与なんかに頼らないで、自由に決められる家を建てたほうがよっぽどいいです。旦那はあまり納得していない様子でしたが、私の怒りが伝わったのかいったんマイホームの話をやめました。すると数日後……。

義母は私の話をそのまま静かに受け止めてくれました。だから私も正直に気持ちを打ち明けたのです。マイホームはずっと私の夢だったのに……。旦那とのやりとりを話しながら涙声になってしまいます。いきなりの話に義母は驚いていました。

義母が電話をかけてきてくれたとき、私はもう今のタイミングで家を建てることはあきらめるつもりでいました。旦那は自分の思い通りに建てようとしているし、私の希望がなにひとつ叶わないのはわかっている。だったら私はもう少し頑張ってお金を貯めて、夫婦の力だけでマイホームを建てたほうがマシだと考えたのです。 けれど義母は、落ち込んでいる私の様子に驚いて「私がケイタと話すから」と言いました。私の味方になってくれそうな義母に、ひとまず任せようと思っています。

味方になってくれた義母の喝「わだかまり残しちゃダメ!」

義母のあまりの剣幕に旦那は青ざめていました。このままでは家を建てられないどころか、もっと大変なことになると気づいたのかもしれません。私は義母に心のなかで感謝しながら、あらためて旦那と話し合いました。

それからはお互いに主張したり妥協したりしながら、意見を出し合ってマイホーム建築に向かって進んでいます。旦那は自分の母親に怒られて目が覚めたのでしょう。私もようやく前を向いて話し合いができるようになりました。

私の「マイホームはいらない」という言葉で、義母は私たち夫婦の危機に気づいたようです。問題は家を建てて終わりではないと、「離婚」というキーワードまで持ち出して旦那を叱ってくれました。義母の経験から来るその深みのある言葉は、旦那の心にも響いたようです。 私も旦那もマイホームを建てるのが夢であることに変わりはありません。意見が異なることだってもちろんあるし、お互いのすべての要望を叶えることは難しいはずです。でもしっかり話し合って妥協したり納得したりするからこそ、できあがった家に愛着を感じるのではないでしょうか。これからも大事なことを決めるときは、家族みんなで決めていきたいと思います。


【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 餃子好き必見!今年の「クラフト餃子フェスOSAKA」は鶴見緑地で11月開催

    PrettyOnline
  2. “熟年離婚”は誰に相談するのが正解? 経験者に聞いた #3「ひとりの人間として」

    ウレぴあ総研
  3. 9月28日、木津川運動公園で「Super Premium JOYO秋花火大会 in 2025」が開催されました!【京都府城陽市】

    ALCO宇治・城陽
  4. 炊飯器の釜底にある“謎のボタン”のお手入れ方法「役割知らなかった」「今夜掃除する」

    saita
  5. 季節の変わり目に役立つ!毛布やシーツを“早く乾かす”裏ワザ「驚くほど簡単」「時短で快適」

    saita
  6. 「1500人の力士を集めた」織田信長の“相撲フェス”と安土城ライトアップ

    草の実堂
  7. みこし・太鼓台・だんじり巡行の担い手募る 名張・宇流冨志禰神社秋祭り

    伊賀タウン情報YOU
  8. 【ディズニー・ハロウィーン】神クオリティの仮装がたくさん♪「ディズニー仮装」今年のトレンドを徹底解説!【現地レポート】

    ウレぴあ総研
  9. <余計なひと言?>手作り料理に「オリジナルレシピじゃないんだ」と失言…相手はイラっとしたよね?

    ママスタセレクト
  10. 食べ終わった“チップスターの空き容器”がまさかの便利アイテムに「生活感が消えた」「まるで専用ケース」

    saita