鍛錬の成果を披露 引地台公園で出初式
新春の恒例行事「大和市消防出初式」が12日、引地台公園(柳橋)の令和広場で開かれ、快晴のもと、消防職員や消防団員、少年消防団員らおよそ600人が参加した。
消防出初式は、消防職員や消防団員の士気高揚にくわえ、市民の防火・防災意識の向上などを目的として、全国各地で開催されている新春の風物詩。
当日は、消防団員の功労表彰などのほか、火災が発生した建物の屋上から市のイベントキャラクター「ヤマトン」を救出する演習が披露された。隊員らが日ごろの鍛錬で習得した息の合った連携をみせ、無事にヤマトンを救い出すと会場から歓声が沸き起こった。
出初式のフィナーレとして行われたのは、消防団員による一斉放水。サイレンの音とともに水柱が青空めがけて立ち昇ると、大勢の観衆から団員に大きな拍手が贈られた。