秦野のために半世紀 内田賢司秦野市副市長が退任
任期終了に伴う内田賢司副市長の退任式が8月30日、秦野市役所本庁舎4階の議会第1会議室で執り行われた。
内田氏は1951年生まれ。神奈川大学経済学部を卒業し、1974年に秦野市職員に。企画部秘書室長(1998年〜2001年)、企画部参事兼秘書室長(2001年〜2002年)、教育委員会教育総務部参事兼教育総務課長(2002年〜2004年)、教育委員会教育総務部長(2004年〜2005年)、総務部長(2005年〜2007年)、水道局長(2007年〜2009年)、市長室長(2009年〜2011年)などを歴任。2011年4月に教育長に就任し、3期9年同職を務めた。2020年に副市長に就任している。
当日は高橋昌和市長や高橋正道副市長、佐藤直樹教育長をはじめ課長級以上の職員が出席。市長からの言葉のあと、内田副市長から職員に向けた言葉が贈られた。
「入庁以来51年、気づけば半世紀が過ぎていた。教育長選任の2011年は東日本大震災、副市長選任の2020は新型コロナの急拡大、退任となる今年は能登半島地震や日向灘の地震、秦野市震源の地震などなぜか大きな出来事があった時に節目を迎えていたように思う」と振り返った内田副市長。「職員の皆さんは市長のもとでぜひ秦野100年のために杉苗を植えていただき、一層の発展のため努力を続けてほしい。9月からは皆さんの応援団となりますので、どこかで顔を合わせたら一言かけていただければ幸いです」と締めくくった。
その後、花束が贈呈され、出席した職員らが作った花道を通り、見送りが行われた。