釈迦誕生祝う花まつり 金沢区六浦で、稚児行列も
釈迦の誕生を祝い、子どもたちの健やかな成長を祈る「第79回釈尊降誕花まつり大会」が4月5日、金沢区六浦地区で行われた。金沢区佛教会(佐伯隆道会長)に所属する29カ寺の住職や関係者、稚児と家族ら約130人が参加した。
春らしい陽気の中、華やかな稚児衣装を身に着ける子どもたちによる稚児行列から開始。稚児約30人が光傳寺を出発、法要会場の長生寺までの約300mを歩いた。
法要では稚児による献花、献灯、献香を実施。稚児を代表して金井朱里紗さんが「清らかな心を持ち、正しい心でそれぞれの目標に向かって努力していきたい」などとあいさつ。読経が行われる中、参加者を代表し、共催の金沢区釈尊奉讃会の山田一男会長や稚児代表らが釈迦像に甘茶をかけ、生誕を祝った。
法要後には、同寺で「雅の風」による和太鼓と尺八の競演も行われ、参加者も手拍子や「わっしょい」などのかけ声をかけながら演奏を楽しんだ。