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Vol.83 革新的な高画質アクションカメラ「Osmo Action 5 Pro」、とにかく夜景が映える!ライフスタイルに合わせて楽しみ方は無限大[Reviews]

DRONE

DJIの新世代アクションカメラ「Osmo Action 5 Pro」は、次世代 1/1.3インチセンサー、最大4K/60fpsのハイダイナミックな低照度撮像性能で夜景など豊かな明暗を再現。バッテリー駆動も4時間にパワーアップ!

DJIの次世代アクションカメラ「Osmo Action 5 Pro」がリリースされました。このOsmo Action 5 Proは、約1年前に登場した前世代(Osmo Action 4)よりも大幅に改善され、革新的な最高クラスの画質を誇ることで大注目となっています。

前世代よりも大幅に進化した、Osmo Action 5 Proの特長

商品構成(Adventureコンボ)

写真右上から保護フレーム(水平&垂直取り付け)、本体、1.5m延長ロッド、多機能バッテリーケース(エクストリームバッテリー×3、充電ハブ機能、外部電源機能)、クイックリリースアダプターマウント×2、止めねじ×2、Type-C ケーブル、接着式フラットベース。

Osmo Action 5 Pro のAdventureコンボは、前世代のOsmo Action 4と同じアイテムから構成されています。パッっと見は本体ロゴが「Action 5 PRO」に変わっただけのようですが、バッテリーの充電時間が前世代よりも大幅に短縮されたことを実感しました。

また前世代と同じくDJI製品ならではのマグネット・クイックリリース設計は、カメラを「カチッ」と確実に固定し取り外しも簡単。重厚感のある本体も安心して装着できるのはありがたい。

まさに革新的な高画質

このOsmo Action 5 Proの一番の特長は、次世代 1/1.3インチセンサーにより最大4K/60fpsのハイダイナミックな低照度撮像性能を備えたことでしょう。動画ダイナミックレンジと低照度撮像性能を新たなレベルに昇華したことで、日の出や日没などハイコントラストなシーンや低照度シーンを、豊かな明暗を再現でき鮮明かつシャープな画像で撮影できます。

ほか4K/120fps 4:3 & 155º超広角、10-bit & D-Log M & HLG、360° HorizonSteady、色温度センサーなど革新的な高画質を実現しました。

4時間の長時間バッテリー駆動

アクションカメラの4時間駆動を実現。電源ボタンを1回押すだけで最大240分の連続録画が可能に(25℃のラボ環境下、RockSteadyオン、Wi-Fiオフ、画面オフの状態で、1080p/24fps(16:9)で撮影した場合)。長時間使っていても、本体が熱くならないことも実感しました。

前世代(Osmo Action 4)との比較

カテゴリーOsmo Action 5 ProOsmo Action 4イメージセンサー次世代1/1.3インチCMOS、最大13.5ストップのダイナミックレンジ1/1.3インチCMOSHDR録画すべての動画仕様に対応するハイダイナミックレンジ、4K/60fpsのハイダイナミック&低照度撮像性能あらゆる動画仕様に対応するハイダイナミックレンジ画面デュアルOLED高輝度タッチ画面デュアルLCDタッチ画面静止画最大解像度40MP9.98MPスローモーション1080p/240fps(最大960fpsでインテリジェント生成、未定)1080p/240fps駆動時間240分160分防水性能20m(防水ケースなし)、60m(防水ケース使用時)、EN13319認証18m(防水ケースなし)、60m(防水ケース使用時)Wi-FiWi-Fi 6.0、最大80 MB/秒Wi-Fi 5.0、最大30 MB/秒内蔵圧力計あり。水深と高度を表示。入水、出水時に自動で録画を開始/停止。なし音声録音48 kHz 16ビット、AAC、デュアルDJI Mic 2直接接続(オリジナル高品質オーディオ)48 kHz 16ビット、AAC、シングルDJI Mic 2直接接続(オリジナル高品質オーディオ)内蔵ストレージ47GBなし

1年前に発売された前世代(Osmo Action 4)と比べてみると、イメージセンサーやHDR録画をはじめとするカメラ性能はいうまでもなく、駆動時間や防水性能もアップして、アクティブシーンや定点観測などがしやすくなったといえます。

また内蔵ストレージが追加され、スマホのアプリでアクティベーションしなくても撮影可能に。アプリ操作が苦手な人も気軽に使えるようになったことで、より幅広いユーザーが使えるようになるのではないでしょうか。

ほかアプリ「Mimo」の新機能も追加し、さらに使いやすく

ライブ写真と4K動画フレームキャプチャカメラモデルと撮影パラメーターを含む静止画像とライブフォトを作成。従来の動画スクリーンショットは画面解像度が制限されていますが(約1080p~2K)、DJIの高解像度フレームキャプチャ機能は、最大4Kの高解像度写真を抽出して、オリジナルの品質を正確に反映できます。バックグラウンドでのダウンロード写真/動画のダウンロード中、スマートフォンが他のアプリに切り替わっても、Mimoアプリはバックグラウンドでコンテンツのダウンロードを継続します。

ハイダイナミック&低照度撮像性能により、夜景がとにかくキレイ!

一般的に夜景撮影は、目視で見たときの感動が動画や静止画でなかなか伝わらないことが多いのが現状でしょう。そこで、低照度撮像性能が大幅に進化したOsmo Action 5 Proで撮影してみると「目視以上の感動あり」と言っても過言ではないくらいの仕上がりになりました。

▲ノーマル撮影

▲ハイパープラス撮影

静止画も、表情豊かな仕上がりに

画像編集なしで、まるで映画シーンのような"エモい"静止画が撮影できます。日暮れの表情豊かな空の色と、暖かな照明のオレンジカラーがじわりと印象に残ります。

360°HorizonSteady機能で、ワンコが見る世界を体験

もちろん夜間だけでなく、Osmo Action 5 Proは日中も大活躍!前回のOsmo Action 4レビュー同様に今回も愛犬・龍朗の背中にOsmo Action 5 Proを設置。犬のなかでも短足のミニチュアダックスの超低視線から見る世界を覗いてみることにしました。

ワンコと街の人たちがふれあう様子にホッコリ。ワンコにとって、散歩は犬の本能や健康維持のためだけでなく、わたしたち人間との大切なコミュニケーションの時間なのだということに気づかされました。

それから犬の毛が激しく揺れているいっぽうで、映りこむ背景は全然ブレない。DJI最新の安定化アルゴリズムを使用し、全方向でカメラの揺れによる映像のブレを補正してくれる360°HorizonSteady機能が大いに発揮されていました。

最後に、おまけとして夜のお散歩シーンも2倍速のハイパープラスで撮影。ライティング一切なしでこの明るさ!夜にランニング撮影するのも爽快感があって、三日坊主にならずにワークアウトを楽しめそう。

ライフスタイルに合わせて、楽しみ方は無限大!

一般的にアクションカメラは、アウトドアやスポーツなどのアクティビティでの撮影向けというイメージがあります。けれどもOsmo Action 5 Proならインドア派の私でも近所の夜景や愛犬の散歩をいつもとは違う視点で記録して日常にあるするという、多様な楽しみ方があることを、あらためて実感しました。

ぜひOsmo Action 5 Proで、あなたのライフスタイルにピッタリな活用法を探してみましょう。

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