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2025年の旅行トレンド、ユーロニュースが発表

タイムアウト東京

2025年の旅行トレンド、ユーロニュースが発表

昨今、旅行のスタイルは持続可能性への配慮、個人の予算、新たなTikTokトレンドなどの影響を受けて、常に変化している。毎年、旅行シーンではいくつかの旅の習慣やこだわりが大きなトレンドとして浮上。消費者にとっても、それらを押さえておくことは、次の大きな旅を計画する上でも有益だといえるだろう。

ユーロニュースが2025年の旅行シーンを見据え、観光データやニュースソース、旅行専門家との対話をもとに、来年の旅行行動を主導するであろうトレンドをまとめた。

その中には真新しいトレンドに加え、「そっくり観光地」「クールケーション」「鉄道旅行」など、2024年に台頭し、すでに広く浸透したものも見られる。しかし、来年も勢いは衰えないとの見方が強く、ユーロニュースでもこれらに対し新たな視点の提案を試みている。来年の旅行シーンでは何が注目されているのか、詳しく見ていこう。

デジタル旅程

旅行計画におけるAIツールの利用が増えていることは否定できない。そうしたツールに注目しているかどうかにかかわらず、ChatGPTに日程や旅行を計画してもらうことが定着しつつあるといえる。特に、旅行先に初めて訪れる場合は、便利なはずだ。

コズミックゲッタウェイ

コズミックといっても宇宙旅行のことではない。実際にはアストロツーリズム(天体観光)の関心の高まりを指している。2023年に国際ダークスカイ・パークが新しく20施設も開設されたことを受け、ユーロニュースでは来年この分野が大きく成長すると予測。また、「目的意識の高い旅」の増加も影響していると思われる。

では、宇宙を感じるためにはどこへ行くべきだろうか。ユーロニュースが勧めるのはノーサンバーランド、チリ、アイスランドだ。我々も天体観察に最適な場所やオーロラを観るために適している世界のスポットをまとめている。

目的意識の高い旅

全ての休暇には目的があることは明白だが、「目的意識の高い旅」とは、訪れる土地に何かしら貢献することを指す。例えば、ビーチの清掃活動や野生動物保護の取り組みを通じて貢献することなどだ。この旅のおすすめとして、ユーロニュースはフィリピンやエクアドルを挙げている。

セットアドベンチャー

テレビドラマ「フレンズ」のアパートとして知られるマンハッタンのベッドフォードストリートの90番地を訪れたことがあるだろうか。それとも、Airbnbが提供する古代ローマの遺跡コロッセオでの「グラディエーター体験」に興味ある?

セットアドベンチャーは、まさにあなたにぴったりだ。ユーロニュースの読者の53%は、アンケートで映画やテレビ番組が次の休暇のインスピレーションになったと答えているという。この種の旅行に合うのは、例えば「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」の第3シーズンが撮影されたサムイ島や、「エミリー、パリへ行く」の舞台となったパリやローマなどだろう。

そっくり観光地

オーバーツーリズムは2024年の旅行ニュースの中で最大の話題の一つとなっており、観光客に立ち寄らないようにと呼びかける場所がますます増えている。今年は観光税や民泊禁止などの発表が相次いだ。

ユーロニュースは代替目的地として、バルセロナやアムステルダムへ行くならビリニュスやブカレスト、ソウルの代わりに台北、シドニーならパースへの代替旅行を提案している。

クールケーション

2024年夏のヨーロッパは記録的な暑さとなり、熱波や山火事、さらには嵐や洪水といった極端な天候に見舞われた。こうした気候変動は、人々が夏の間に涼しい目的地を目指す「クールケーション」をトレンドに押し上げる大きな要因となっている。

クールケーションのおすすめとしてユーロニュースが列挙するのは、カナダ、アラスカ、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランド。我々もこの記事で提案している。

鉄道の復活

ヨーロッパの鉄道ブームにより、新しい路線やサービスが増え続けているが、旅行に鉄道での移動を組み込むという考え方は今後も変わらないようだ。

最近でもこのオリエント急行サービスの再開、ヨーロッパの鉄道全てを1枚のチケットで乗れるようにする予約システムの導入の可能性、そして世界一周豪華路線の復活などの動きがあった。

ユーロニュースではフロリダのブライトラインや南アフリカのロボス・レイルなどもおすすめとして挙げている。

上記を含めた2025年のトラベルトレンドは、ユーロニュースのレポートでさらに詳しく読むことができる。

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