京極夏彦が描く謎解き物語『八月納涼歌舞伎』第三部『狐花』葉不見冥府路行 イープラス貸切公演が8/21に決定
2024年8月4日(日)より、歌舞伎座にて、歌舞伎座『八月納涼歌舞伎』が開幕し、午後6時15分からの第三部では、小説家・京極夏彦の書き下ろしによる『狐花(きつねばな)』葉不見冥府路行(はもみずにあのよのみちゆき)が上演される。この度、8月21日(水)に「イープラス貸切公演」が開催されることが決定した。
「イープラス貸切公演」は、チケット入手困難の人気公演や、イープラスがいち早く注目した話題の公演など舞台・ミュージカルを中心に数々の作品にて実施し、大好評を得ているサービス。『八月納涼歌舞伎』では昨年の第三部『新・水滸伝』に続き、今年も歌舞伎座貸切公演を行う。
『狐花』葉不見冥府路行は、累計発行部数1000万部を超える京極夏彦の大人気作「百鬼夜行」シリーズ、そして文学賞三冠を果たした「巷説百物語」シリーズにも連なる作品。古本屋を営む京極堂こと中禅寺秋彦(ちゅうぜんじあきひこ)が憑き物落としによって事件の真相を解き明かしていく「百鬼夜行」シリーズは、第1作『姑獲鳥の夏』の映画化、第2作『魍魎の匣』の映画、テレビアニメ、舞台化など小説のみならず様々な形で人々に愛されてきた。本作は、同シリーズの主人公・中禅寺秋彦の曾祖父・中禪寺洲齋(ちゅうぜんじじゅうさい)の時代を描き、美しい青年の幽霊騒動と作事奉行らの悪事の真相に中禪寺が迫る、謎と驚きと切なさが胸を揺さぶる物語だ。出演者は『八月納涼歌舞伎』を中心となり盛り上げてきた、松本幸四郎、中村勘九郎、中村七之助。
本貸切公演のチケット最速プレオーダー受付は、6月22日(土)昼12時より抽選制にて受付開始となる。
なお、「特等席」「1階桟敷席」の購入者は限定特典として、本作の演出・補綴をつとめる今井豊茂が当日開場前に行う「事前トークイベント」に参加することが可能。イベントでは、歌舞伎や公演内容について、初めてでも安心に観劇できるトークを予定。また、「1等席」「2等席」「3階A席」「3階B席」は、おトクな独自価格を設定している(差額はイープラスが負担)。
さらに、サイン入り筋書(購入の際、無作為に当たるチャンス)などのプレゼントも行われる予定。その他イベントについては、後日イープラス貸切公演ページやTwitter等で発表。
京極夏彦が歌舞伎を書き下ろすのは今回が初。小説版も7月26日(金)に発売が予定されており、「京極夏彦×歌舞伎」というファン待望の組み合わせを「イープラス貸切公演」で楽しんでみてはいかがだろうか。