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入学、進級…新生活で新習慣!子どもが“自分で片付ける”仕組みづくり。6ステップでランドセルが転がらない家へ

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こんにちは! 整理収納アドバイザーの親富祖(おやふそ)いつみです。 春の訪れとともに、入学や進級と生活がステップアップする時期ですね。 この時期は学用品を見直すチャンスです!入学、進級に向けて自宅のモノを見直し、スッキリとした空間で新しいスタートを切りましょう! 特にランドセル周りを整えるのがおすすめです。教科書、文房具を見直し必要なモノがすぐに取り出せるようにしておくと、毎日の準備がスムーズになります。

子どもの動線を考えながら整えることも大切です。 ランドセルや文房具の収納場所を子どもが自然に使いやすい位置に設置するだけで無理なく片付けや取り出しができるようになります。 お気に入りの空間にして自分だけのランドセルスペースを作るのも楽しいですね。 毎日を意識し、子どもが自分で整えられる環境を作ってあげると自立心も育まれます。

1. 教科書をスッキリ整理するコツ

まずは、今持っている教科書やノートを親子で一緒に確認しましょう。新年度でも引き続き使う教科書がある場合は、前学年のものとしっかり分けて保管することがポイントです。 不要な教科書は思い切って処分してOK。大切に保管したいものだけに絞り、収納スペースを有効活用しましょう。使用頻度の低いものは棚の上段など、取り出しにくい場所で構いません。また、教科書の保管は定期的に見直すのがベスト。「必要なはずだったけど、実は使わなかった」といったこともあるので、定期的にチェックして整理しましょう。

2. 学校からのお便り・紙類の整理法

たまりがちな学校からのプリントやお知らせ。新学期の今こそ、紙類の整理をしておきましょう。 我が家では、日々溜まってしまう学校関連の書類を管理するために、毎日子どもに持ち帰ったプリントを「おてがみいれ」に出してもらっています。

プリントを入れる場所が決まっていれば、子どもの出し忘れも防げます。また保護者はその場所を確認するだけで済むのでとても便利です。 書類は種類によって仕分けして保管します。 ・集金や提出する書類 ・週や月間で内容が変わりいつでも見たい短期書類 ・年間行事などの長期書類 ・処分しても問題ない書類 集金や提出物はすぐに準備、記入し持たせれば「出し忘れ」もなくなります。月間の予定表、給食の献立などその月だけ必要な書類は見直しがしやすい冷蔵庫に貼っています。マグネットで貼り付けられるファイルやバインダーに挟んで保管すると見た目もスッキリ。

我が家には3人の兄弟がいるので、誰がどの組、何番だったかな?と混乱しないように、シールを貼ってわかりやすくしています。 年間を通じて必要な書類は別に保管し、見たい時にすぐに取り出せるように個別フォルダを使い子どもごとに保管をします。書類をスキャンしデータ保管もオススメです。外出先でも確認でき、紙を処分してしまっても安心ですね。

通知表、賞状などの思い出はファイルに入れて大切に保管をします。それぞれの子どもの学年、年度ごとに分け、学年写真も一緒に入れています。見返しやすく、便利です。

3. 絵や工作作品の収納アイデア

絵や工作の作品は成長の記録。でもかさばりがちななのが難点です。「この箱に収まるだけ」や「ここに飾れるだけ」などあらかじめルールを決めて保管するのがおすすめです。 我が家では、子供たちと一緒に1年間の作品を見て、作品のこだわりや難しかったところなどを聞きながら仕分けします。収納だけでなくモノづくりを通して感じたこと、楽しかったこと、アイディアを形にしたワクワク感を聞く楽しい時間になります。結果どれもこれも、思い出はいっぱい。でも全部は残せない。処分せねばならないという葛藤も。そんな時は子どもに持たせて写真を撮って残します。子どもの成長も見られ、見返す時間がより楽しくなります。

4. 文房具の見直しとストック管理

筆箱やお道具箱。 使えるモノ、壊れているモノ、インクが少なくなったペンは無いかの確認をします。

我が家では、ランドセル収納スペースに文房具のストックをおいています。仕切りやケースを使って「見える収納」に。これによって鉛筆が短くなったり、ノートが無くなった場合には子ども自身で補充・交換ができる仕組みに。 この収納開始以前は「新しいえんぴつが無い」「明日からのノートが無い」など突然言われてスーパーに走ったこともあります。しかし、補充分を一か所で管理するようにしたことで、子どもも私も文房具の管理がとても楽になりました。必要なモノがすぐに分かり、ストレスが減っただけでなく子ども自身が自分の文房具を意識するようになりムダ買いも減りました。

5. 学用品・衣類のサイズチェック

上履き、体操服、エプロン、靴などサイズの確認をしましょう。成長期の子どもはあっという間に大きくなるので特に注意が必要です。兄弟がいればお下がりの確認からはじめ、新しい体操服などが必要なら早めの準備をしましょう。

体操服置き場などの定位置は決まっていますか? 定位置を決めることにより毎回の準備がスムーズになるだけでなく、忘れ物を防ぐことにもつながります。我が家は出かける直前に靴下を履くため、靴下とハンカチも同じ場所に収納しています。衣類だからといって必ずタンスに収納する必要はありません。子どもの行動を観察し、どこに収納すれば動線が短く取り出しやすいかを考えることが大切です。子どもと一緒に定位置を確認する習慣を身に付ければモノの管理がしやすく、散らかりにくい環境を作ることができます。

6. 子どもの動線に合わせたランドセル収納

我が家はリビングの隣、和室にランドセル置き場があります。このスペースで一番こだわったのは高さです。 1年生にとって、教科書や筆箱、体操服、水筒など、たくさんの荷物が入ったランドセルは重く、高い位置に収納することやフックに引っ掛けることは我が子には難しいのでは、と考え、子どもの身長にあったラックを設置しました。スムーズに背負ったり降ろしたりすることができています。 また、我が家はリビング学習スタイル。ランドセルから宿題を取り出し、ダイニングテーブルで宿題をします。宿題→鉛筆削り→翌日の準備、という一連の流れがスムーズになるように、収納の配置を工夫しています。この流れで無駄に歩き回ることなく、自然と習慣化されました。

長期休みには持ち帰る荷物も増えるため、ランドセル周りに「ひとまとめにできるBOX」や「空きスペース」を用意しておくと便利。心にも余白が生まれますよ。

まとめ

新学期前は何かと慌ただしい時期ですが、すべてを完璧に整えなくても大丈夫。まずは、できるところから少しずつ見直していくのがポイントです。特にランドセルの置き場所を決めるときは、何よりも子どもの使いやすさを考えることが大切です。子どもの行動を見て一緒に空間をつくることにより最適なランドセル収納場所になると思います。 環境を整えてあげることにより翌日の支度がスムーズになり、必要なモノをすぐに見つけられるようになります。お片付けは一度きりの作業で完結するのではなく、継続的な取り組みを行うことで、より良い空間に変わっていきます。お片付けは成長に合わせて見直していく継続的な取り組みです。親子で楽しみながら、心地よい暮らしをつくっていきましょう。

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