令和版『スーパーマン』予告編が2億5000万回再生、DCとワーナー史上最高記録
新生DCユニバースが贈る令和版『スーパーマン』の特報映像が、公開から1日でソーシャル・メディアも含めて2億5,000万回再生を記録したことがわかった。DCコミックス作品およびワーナー・ブラザースの予告編映像作品史上最大となるという。DCスタジオのジェームズ・ガンがXにて明らかにした。
予告編映像内でスーパーマンの愛犬クリプトが、傷ついたスーパーマンを“家”に送り届ける描写になぞらえ、「クリプトが私たちを本当に家に送ってくれた」と、ガンは喜びを露わにした。「すべてみなさんのおかげです。ありがとう!信じられないほど感謝していますし、何よりもこの映画を皆さんと7月に分かち合えることが楽しみです。ハッピー・ホリデー!」
Krypto really did take us home: With over 250 million views and a million social posts, Superman is officially the most viewed and the most talked about trailer in the history of both DC and Warner Bros. This is because of all of you: thank you! We’re incredibly grateful and,…
— James Gunn (@JamesGunn)
完全なる新作『スーパーマン』は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで知られるジェームズ・ガンが新たに率いるDCスタジオより放たれる初の長編映画。新ユニバース幕開けとなる本作では、デイビッド・コレンスウェットが「知名度よりも役にふさわしい」として無名ながら。予告編映像では、満身創痍となったスーパーマンが人々から罵声を浴びせられながらも戦う姿が描かれる。
ガン監督はこの映画を人間讃歌であると語っており、「人間の基本的な優しさが、カッコ悪いことと見なされたり、より暗い声や、より大きな声によって非難に晒されることもあり得るということを描く映画」と。全アメコミヒーローの原点であるスーパーマンを現代に甦らせることの意義を打ち出す。
これまでDC映画は2013年の『マン・オブ・スティール』(2013)を皮切りに、と並走するような形で独自の映画シリーズを形成。クロスオーバー作『ジャスティス・リーグ』(2017)などが公開されたが、次第に人気低迷にあえいだ。
ワーナー・ブラザースは一度シリーズを打ち切り、ガンと共にユニバースを一新すると決意。その出先を占う本映像の記録は、スーパーマンが体現する“希望”として輝く。映画『スーパーマン』は2025年夏、日本公開。