金融トラブルを学ぶ 要支援児の親が参加
神奈川区放課後等デイサービス連絡会事務局は3月4日、六角橋地域ケアプラザで保護者を対象として金融セミナーを開催した。
同事務局の小松龍さんによると、施設利用者等から金融関係のトラブルの相談を受ける機会は少なくなく、「被害に遭う前に注意点を学んでもらいたい」とセミナーを開催した。講師を担当したのは、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の社員。同社では、学校での出前授業など、金融に関する知識の普及啓発活動に力を入れている。
当日は13人の保護者が参加。心理傾向チェックで各自の「騙されやすさ」や注意点を確認したり、クレジットカードなどのトラブルを学んだりした。
最近流行している闇バイトについても学習。闇バイトの危険性の高い求人の見分け方として、「連絡のやり取りがDM」「報酬が異常に高く時給の記載がない」などの特徴を学んだ。参加者は、真剣な表情で説明に耳を傾けていた。