療育センターにツリー設置 「クリスマス気分味わって」
平の川崎西部地域療育センターに11月25日、クリスマスツリーが設置された。ウエディングやホテル、イベント会場の装飾を手がけるフラワーアーティストが「クリスマス気分を味わってほしい」と、2019年から寄贈しており、6回目となる。
同センターは、障害児や発達に不安のある子どもの相談、診察、訓練などを行っている。センターを利用する子どもの保護者で、小台でブライダル専門誌を制作している桑田和代さんが、仕事で知り合った世界的なフラワーアーティストの中川聖久さんと協力して、ツリーの設置を始めた。
装飾には、ほかのイベントで使用されたものや廃棄予定だった飾りなどを活用。今年は雪をまとった大人っぽい飾り付けとなった。
桑田さんは「利用者には車椅子の方もいて、華やかな場所に出向くのが難しい場合がある。いつも通っている場で元気な気分になってもらえたら」と思いを語った。