宿河原堀灯籠流し オブジェで盛り上げ 稲小中生ら 竹あかり制作
多摩区の二ヶ領用水宿河原堀の灯籠流しを盛り上げようと7月22日と23日、稲田中学校で、同校の美術部員や稲田小学校児童ら約30人が、イベント当日に川べりに設置する竹あかりのオブジェを制作した。
竹筒に電気ドリルで、花火などのさまざまな模様の穴を開け、中にLEDライトを差し込んでオリジナルの作品を作った。稲田中2年の堀田ゆめさんは「自分が作ったものが、夏の風物詩のイベントの日に並ぶのは楽しみ。デザインしたものが目に見える形になるのもうれしかった」と笑顔を見せた。同校の相沢宏明校長は「地域の伝統行事に協力できるのはありがたい。イベントを盛り上げ、地元に愛着を持ってもらう機会になる」と話した。
灯籠流しは8月18日(日)、宿河原橋から仲乃橋の間で行われる。放流は午後6時から7時。